熊本地震の震源地、益城町で初の震災関連倒産、(有)三和が破産

 (有)三和(TSR企業コード:912021306、法人番号:4330002020372、上益城郡益城町安永470−1、設立平成11年7月、資本金300万円、森永高社長)は9月26日、熊本地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には山悦子弁護士(京町法律事務所、熊本市中央区京町2−14−25、電話096−324−3255)が選任された。
 負債総額は債権者7名に対して1370万円。 

 塗料および家具用集成材販売の(株)三和(TSR企業コード:870259334、熊本県三井郡)が平成11年7月経営破たん。同社の熊本営業所長であった現代表が営業基盤を引き継ぎ新たに設立した。
 熊本県内および南九州地区の建材店、建具店、家具業者、塗装業者を得意先として土木建築用塗料・家具用集成材の販売を手掛けていた。設立当初は約6000万円の年間売上高をあげていたが、近年は建設業界や家具業界の長引く低迷から次第に売上減少し、ここ数年の年間売上高は1000万円台にまで落ち込んでいた。採算性も低く赤字を散発し、債務超過に陥り、窮屈な資金繰りとなっていた。
  そうしたなか、平成28年4月14日からの熊本地震で事務所および在庫が被災。さらに、代表者が高齢であったことから事業再開は難しいと判断し、今回の措置となった。
 なお、熊本県内企業の熊本地震関連倒産としては(株)ヤマイ(TSR企業コード:912085959、法人番号:2330001004717、熊本市北区、民事再生、6月)、(有)堅実工業(TSR企業コード:910271291、法人番号:2330002022825、阿蘇市、破産、7月)、(有)坂本商会(TSR企業コード:910231338、法人番号:4330002004441、熊本市東区、破産、9月)に続き4例目で、震源となった益城町では初めての熊本地震関連倒産となった。

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