「今治タオル」ブランドの老舗メーカー(株)ハートウエルが民事再生法申請

 (株)ハートウエル(TSR企業コード:810002213、法人番号:6500001012137、今治市朝倉上乙1050−1、設立昭和26年2月、資本金3626万円、原田政一社長、従業員81名)は10月6日、松山地裁今治支部に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は佐々木達耶弁護士(弁護士法人東町法律事務所今治事務所、同市旭町3−2−13、電話0898−35−3777)。
 負債総額は約23億円。

 昭和5年2月創業の当地区老舗のタオルメーカー。平成1年12月に朝倉工場、4年2月に中国天津に現地法人を開設するなどで事業の拡大を図り、「朝シャン」タオルなどヒット商品もあって9年12月には売上高約42億8000万円を計上した。
 しかし、中国天津工場などの設備負担が重荷となっていたうえ、以降は競合の激化や主力販売先からの受注減少で減収傾向をたどっていた。27年12月期の売上高は約10億6000万円にまで低下、26年8月に閉鎖した中国現地法人に関する特別損失約20億円を計上したことから、大幅な債務超過に転落していた。
 その後、スポンサーを探すほか、毎月各地で展示即売会を開催するなど再構築を模索していたが、先行きの見通しが立たないことから今回の措置となった。

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