ビジュアル系ロック雑誌「SHOXX」発刊の音楽専科社が破産開始決定

 (株)音楽専科社(TSR企業コード:291525628、法人番号:6010001039799、新宿区高田馬場1−31−16、設立昭和41年11月、資本金1000万円、鈴木佳男社長)と、関連の(株)連合通信社(TSR企業コード:290427070、法人番号:1010001060719、同所、設立昭和32年3月、資本金1020万円、同社長)は10月14日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には永野剛志弁護士(東京丸の内法律事務所、千代田区丸の内3−3−1、電話03−3213−1081)が選任された。
 負債は音楽専科社が債権者567名に対して約3億6900万円、連合通信社が債権者92名に対して約4850万円、2社合計約4億1750万円。

 音楽専科社は当初、洋楽関連雑誌「音楽専科」の出版事業を展開していた。その後はタレント名簿のほか、ビジュアル系ロックバンドを対象とした音楽雑誌「SHOXX」、アニメ声優専門誌「Pick-up Voice」、音楽情報雑誌「ARENA37℃」などの月刊誌出版を主体として、平成10年9月期には売上高約21億円を計上していた。しかし、近年は業界全般の市場縮小など業況は厳しさを増し、27年9月期の売上高は約4億円にまで落ち込んでいた。
 そうしたなか、27年6月に栗田出版販売(株)(現:(株)KRT、TSR企業コード:290047668、法人番号:9010001145652、千代田区)が民事再生法の適用を申請したため、455万円の不良債権が発生。以降は余裕を欠く資金繰りを余儀なくされ、限界に達し9月20日、破産手続きを弁護士に一任。その後に再度の資金ショートを起こし10月5日、行き詰まりを表面化させていた。
 連合通信社は「芸能手帳 芸能界紳士録」、「月刊連合通信」等のマスコミ関連の業界紙を発刊、最近のピークの平成9年9月期には売上高約1億6000万円を計上していた。しかし、近年は情報媒体のネットへの移行が進むとともに紙媒体出版物の販売が縮小し、27年9月期の売上高は約5000万円にまで落ち込んでいたところ、関連の音楽専科社が破産申請の準備に入ったため連鎖した。

関連記事(外部サイト)