競輪選手用プロテクターシャツで有名、(有)メダリストプランニングが破産

 (有)メダリストプランニング(TSR企業コード:330374516、法人番号:9010102006877、八王子市下恩方町1157−7、設立平成2年6月、資本金300万円、矢ア和良社長)は7月5日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には舩木秀信弁護士(りべる総合法律事務所、中央区日本橋茅場町3−12−2、管財人専用電話03−5641−6362)が選任された。
 負債総額は債権者42名に対し約1億7200万円。

 昭和54年の創業で、平成2年の法人設立以降も競輪選手向けのウェアの開発・製造・販売を手掛けていた。社長自身がプロの競輪選手であった時期から、落車時の怪我を軽減させるためのプロテクターシャツの開発に注力。同業界における高い市場シェアを確保し、その後はプロサイクリスト用サイクルウェアを中心に、アスリートのパフォーマンス向上を目的としたスポーツウェア、スポーツグッズの開発・製造・販売なども手掛け、ピークの22年7月期では4億1000万円の売上高を確保していた。
 しかし、その後は大手メーカー等との競合が激しさを増す中で減収基調が続いた。血行が良くなり老廃物を排出する成分を使った特許のある糸を日本では当社のみが扱えることになり、これを活用した新製品の開発に注力したものの業績回復には至らず、28年7月期の売上高は1億8544万円まで低下。収益性においても、近年は損失計上を余儀なくされていた。業績の回復は厳しい見通し中で資金状況が逼迫し、6月3日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任して破産申請の準備に入っていた。

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