違約金処理などで簿外債務が拡大していた不動産業の(株)エヌエスコーポレーションが再度の資金ショート

  (株)エヌエスコーポレーション(TSR企業コード:310867517、法人番号:8030001010178、さいたま市大宮区仲町2−27、設立平成12年1月、資本金1000万円、白田俊夫社長)は再度の資金ショートを起こし8月8日、行き詰まりを表面化した。
 負債総額は約32億円(平成28年12月期決算時点)。

 主に都内の物件を取り扱っていた不動産業者で、平成25年12月期は売上高約19億円をあげていた。その後も好物件に恵まれ、28年12月期は売上高約32億円にまで拡大していた。
 しかし、商品物件だった不動産を二重契約したことで違約金が発生し、帳簿外で処理したことで簿外債務が大幅に膨らんでいた。一方で、税金などの滞納もあり、29年に入り各自治体などから所有不動産に対して差押えを受けた。同年6月には一部金融機関がサービサーに債権を譲渡し、新たな資金調達も限界に達し、今回の事態となった。

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