池袋で中華料理店「黒龍門」などを展開していた(株)F.T.Sほか1社が破産開始決定

 (株)F.T.S(TSR企業コード:300367570、法人番号:7013301034691、豊島区南池袋1−20−1、設立平成25年12月、資本金900万円、関猛士社長)と、関連会社の(株)F.T.E(TSR企業コード:015706397、法人番号:8013301037462、豊島区池袋本町2−4−8、設立平成27年8月、資本金500万円、同社長)は7月10日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には中野剛弁護士(虎の門法律事務所、港区虎ノ門1−14−1、電話03−3508−9811)が選任された。
 負債はF.T.Sが債権者76名に対し約7500万円、F.T.Eが55名に対し約2200万円、2社の負債合計約9700万円。

 両社ともに豊島区を中心に東京都内で飲食店を複数経営していた。F.T.Sは中華料理店「チャイニーズダイニング黒龍門」を豊島区池袋などで展開。雑誌やウェブメディアにも登場し、若い世代を中心に人気を得ていたほか、新規出店などの事業計画も立てていた。しかし、予定していた事業計画が頓挫し、社会保険料の負担が経営を圧迫。返済のための借入が資金繰りを悪化させた。取引先への支払いにも支障をきたし、業況改善が見込めないため、黒龍門など経営する飲食店を閉鎖し、事業を停止した。
 F.T.Eは中華料理店「金玉満堂」を複数展開していた。29年2月に出店した同池袋西口店が販売不振のため同年9月に閉店し、その出店費用などが経営に影響。資金繰りが逼迫し、30年6月に一部店舗を元従業員などに承継し事業を停止した。

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