大阪堺地区で有名な書店を経営(株)天牛堺書店が破産

 (株)天牛堺書店(TSR企業コード:630132046、法人番号:5120101004817、堺市南区泉田中17−2、設立昭和43年7月、資本金1000万円、代表取締役:藤吉信彦氏、従業員30名)は1月28日、大阪地裁堺支部に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。破産管財人には沢田篤志弁護士(梅田総合法律事務所、大阪市北区堂島浜1−1−5、電話06−6348−5566)が選任された。
 負債総額は約18億円。

 昭和43年7月、藤吉信夫氏が堺市(現:堺市西区)津久野町において設立し1号店を開設。書籍・雑誌等の新刊書のほか、古書の販売にも注力し、以後地元堺市内を中心に南海電鉄沿線の駅構内、駅前などに出店を重ね、直近では12店舗を展開。古書が充実している点が特徴で、南大阪地区では知名度が高く、通勤通学のサラリーマンや学生等を主要顧客に、ピーク時の平成11年5月期には売上高約29億900万円を計上していた。
 しかし、以後は消費者の本離れの影響で、30年5月期の売上高は約16億8000万円にまで低下するなど長期低落傾向をたどり、採算性も低調に推移。この間、10年2月に購入した本社不動産に対する投資負担が大きかったほか、出店に係る資金負担、さらに売上低減と損益の悪化などに伴う影響もあり、資金繰りは多忙化していた。
 主要取引先からの支援を受け入れるとともに金融機関から借入金の返済条件緩和の措置などを受けていたが、支え切れず今回の措置となった。
 なお、(株)天牛書店(TSR企業コード:570735939、法人番号:1120901007527、大阪府吹田市)は当社とは無関係。

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