パソコン周辺機器の専門商社、マスタードシード(株)が破産

 

 マスタードシード(株)(TSR企業コード:293371890、法人番号:6010801015066、品川区南大井3−13−4、登記上:大田区大森西5−23−4、設立1992(平成4)年3月7日、資本金9000万円、宮田鴻志社長)は6月12日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には近藤丸人弁護士(近藤丸人法律事務所、中央区銀座1−8−21、電話03−3567−6261)が選任された。
 負債総額は約20億円。

 自作パソコン向けの部品(プリント基板、半導体部品等)やメモリー、モニター、キーボード、マザーボードなどの周辺機器の卸販売をメインとしていた。台湾、中国、シンガポール、米国など海外メーカーからの輸入が中心で、一部海外メーカーの日本国内の販売代理店にもなっていた。
 過去には秋葉原を中心としたPC専門業者向けを主体としていたが、近年は大手家電量販店向けへの販売が伸長し、2016年12月期は過去最高となる売上高51億4942万円をあげていた。
 しかし、業容拡大に伴い資金需要も増加し、金融債務の負担も重くなっていた。こうしたなか、同業他社との価格競争や、既製PCの価格下落により自作パソコンのメリットが薄れたことなどから販売量が鈍化。2017年12月期の売上高は48億6174万円に低下し、その後も業績悪化が続いていた。
 金融機関にリスケを要請するなどしたが、資金繰りも限界に達し2019年3月4日、事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任していた。

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