「GUCCI」や「HERMES」を日本に紹介した(株)サンモトヤマが破産

日本にGUCCI紹介の老舗破産

 (株)サンモトヤマ(TSR企業コード:290068029、法人番号:9010001045282、中央区銀座6−6−1、登記上:中央区銀座6−6−7、設立1955(昭和30)年2月、資本金4800万円、代表取締役:茂登山貴一郎氏)は9月30日、東京地裁へ破産を申請し10月1日、破産開始決定を受けた。破産管財人には濱田芳貴弁護士(ときわ法律事務所、千代田区大手町1−8−1電話03−3271−5140)が選任された。
 負債総額は債権者約700名に対して9億7150万円。

 1955年に茂登山長一郎氏が創業した老舗のインポートセレクトショップ。かつては「GUCCI」との独占販売権を持ち、「HERMES」とはフランチャイズ契約を結ぶなど、セレクトショップの草分け的存在であった。銀座、大阪、軽井沢に店舗を構えるほか、自社のオンラインストアでも販売を手掛け、レディス、メンズアパレルや宝飾品、インテリア雑貨、家具まで取り揃えていた。バブル景気の追い風も受け、ピーク時の1989年7月期には売上高約96億7000万円をあげていた。
 その後は一進一退の状態が続いたが、消費の低迷や嗜好の多様化で1998年以降の業績は右肩下がりとなっていた。2007年8月に創業者の息子、茂登山貴一郎氏が代表取締役に就任。2017年12月には創業者の茂登山長一郎氏が亡くなった。
 2019年3月29日、複数企業の代表を務める小林道明氏と業務資本提携を締結したことを発表(その後、締結を解消)。8月にはテレビ番組でも取り上げられていたが、9月21日、22日のセール開催を中止し、26日に臨時休業をホームページで公表するなど動向が注目されるなか、27日には関係者が、「スポンサーと交渉中だが、30日までにまとまらなければ、資金繰りも限界となることから法的手続きの可能性もある」ことを示唆していた。

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