「白鳥エステ」経営の株式会社アキュートリリーが破産 従業員が給与未払い告発し話題

記事まとめ

  • エステサロン「白鳥エステ」を経営する株式会社アキュートリリーが破産開始決定
  • 若い女性を中心に支持を獲得し、末永紘子社長はセミナーや施術講師としても知られた
  • 従業員が給与未払いを告発し話題になり、2018年秋には機材リース会社とトラブルも

エステサロン「白鳥エステ」経営の(株)アキュートリリーが破産

 (株)アキュートリリー(TSR企業コード:300584920、法人番号:1010501036697、渋谷区代々木3−46−16、設立2014(平成26)年6月3日、資本金100万円、末永紘子社長)は9月30日、東京地裁に破産を申請し10月1日、破産開始決定を受けた。破産管財人には井原智生弁護士(大原法律事務所、千代田区麹町1−6−2)が選任された。
 負債は現在調査中。

 通称「白鳥エステ」で知られるエステサロンの経営会社。エステティシャンとして活動する末永社長は業界ではセミナーや施術講師としても知られ、エステや脱毛サービスを展開。白鳥エステは「低価格で質の高いサービス」、「プランの押し売りをしない」などの営業姿勢が評価され、人気エステ店として若い女性を中心に支持を獲得。池袋や代々木など都心に加え、大阪や名古屋にも出店し、2019年6月まで計12店を運営していた。
 しかし、その後、不採算店の見直しを理由に高田馬場や横浜桜木町など、半数にあたる6店舗の閉鎖を公表していた。こうしたなかSNSなどを通じて従業員が給与未払いを告発するなどして話題となった。関係者によると「(未払いは)140〜150人規模で、総額は数千万円にのぼる」と明かし、中には半年以上の給与未払いのケースもあるという。また、2018年秋以降、機材リースを巡ってリース会社と支払いトラブルを起こし、脱毛事業から撤退していた。
 2019年春以降、従業員の退職が相次いでいたが7月30日、「給与遅配に関するお知らせ」をホームページ上で公表し、遅配を認めた。だが、未払いの人数や金額は、「情報の精査に時間が掛かる」として明らかにせず、「2019年いっぱいでの遅配解消を目処(原文ママ)」としていたが、実質的に事業停止状態に陥り、動向が注目されていた。

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