全国で保険代理店展開の旧(株)T.F.Kが民事再生法申請

 (株)AIコーポレーション(旧:(株)T.F.K、TSR企業コード:296092290、法人番号:1010401064212、港区芝2−16−7、設立2004(平成16)年8月2日、資本金2億4250万円、江川剛社長)は12月5日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は柴原多弁護士(西村あさひ法律事務所、千代田区大手町1−1−2、電話03−6250−6200)ほか。監督委員には奥田洋一弁護士(森・濱田松本法律事務所、千代田区丸の内2−6−1、電話03−5223ー7718)が選任された。
 負債総額は金融債務を中心に約190億円。

 生命保険・損害保険代理店事業などを手掛け、「E保険プランニング」の名称で全国各地に支店を開設するなど積極的に展開し、企業年金や事業年金、退職金対策コンサルティング業も手掛けていた。売上高は2009年5月期の4億5021万円から、2018年5月期は66億1763万円に急伸していた。
 しかし、事業拡大に伴い資金需要は旺盛で資金繰りを銀行借入に依存していたほか、不適切なキャッシュアウトなどもあり過大な借入金が重荷になっていた。こうしたなか、2018年末頃に国税庁から多額の追徴課税を受け、資金繰りが急速に悪化。取引銀行に元本の返済猶予を要請していた。

 2019年12月1日、会社分割方式で(株)E保険プランニング(TSR企業コード:131986554、法人番号:8010401147646、同所)に旧T・F・Kが保険代理店事業で有していた借入金、リース債務、その他の金融債務を除く権利義務を承継。同月2日、T.F.Kは商号をAIコーポレーションに変更した。
 プレパッケージ(事前調整)型の民事再生で、(株)光通信(TSR企業: 293065080、法人番号:9013301019047、豊島区、東証1部)の子会社である(株)NFCホールディングス(TSR企業コード: 295727691、法人番号:1011101060955、新宿区、JASDAQ)がスポンサーになる予定。
 12月1日付で、旧T・F・Kの子会社で、2019年8月に設立された(株)E保険プランニング(旧(株)E保険)が保険契約を承継しており、AIコーポレーションの民事再生法申請に伴う一般契約者への影響はない。E保険プランニングは通常通り営業を継続している。

関連記事(外部サイト)