「コアマンション」ブランドを展開していた(株)ユニカが特別清算開始決定

 (株)ユニカ(TSR企業コード:295662735、法人番号:1290001025850、福岡市中央区大名1−2−23、設立2003(平成15)年2月、資本金8000万円、代表清算人:緒方寶作氏)は1月28日、福岡地裁より特別清算開始決定を受けた。
 負債総額は約112億円(2019年3月期決算時点)。

 1982年設立の(株)ユニカ(TSR企業コード:870181688、福岡市中央区)が、(株)東京ユニカとして当社を設立。マンションデベロッパーとして「コアマンション」ブランドを展開していた。2006年3月にはグループ再編を実施し、当社を母体にユニカを吸収合併し、商号を(株)ユニカに変更。2007年3月期には売上高200億4118万円を計上し、地場有数の企業に成長した。
 しかし、2008年のリーマン・ショック前後による不動産市況の低迷で業況が一変。売却を予定していた福岡市東区香椎浜や同市中央区大名のプロジェクトでは販売予定先が相次いで破たんし、資金繰りが悪化した。金融機関からの資金調達も難しくなるなか、新規プロジェクトに着手できない状態に陥り、事業規模の縮小を余儀なくされ、2016年3月期の売上高は8297万円にまで落ち込んでいた。
 その後は不動産売買の仲介などを手掛けていたが、多額の負債を抱えるなか、2019年12月15日開催の株主総会の決議により解散した。
 なお、福岡県内における負債100億円以上の倒産は2012年4月に破産開始決定を受けたアジア特殊製鋼(株)(TSR企業コード:297169459、北九州市若松区、負債総額約205億円)以来7年9カ月ぶり。九州沖縄地区では、2019年11月の(株)ビットマスター(TSR企業コード:940212935、法人番号:8340001004479、鹿児島市、負債総額約109億円)以来2か月ぶり。

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