「新型コロナウイルス」関連破たん、美容室経営(株)ギブソンズ(「Gibson’s」、愛知)が破産申請へ

 (株)ギブソンズ(TSR企業コード:402709128、法人番号:1180001051908、名古屋市中村区名駅4−26−7、設立1997(平成9)年11月、資本金1000万円、芦田寛次社長)は5月12日までに事業を停止し、名古屋地裁への破産申請を金森将也弁護士(弁護士法人金森総合法律事務所、同市中村区名駅3−28−12、電話052−526−7555)に一任した。
 負債総額は約2億4000万円(2019年9月期決算時点)。

 1988年4月に創業し、美容室「Gibson’s」を経営していた。名古屋市のほか、一宮市、春日井市などで店舗を展開し、コンテスト受賞歴のあるスタッフも多く、技術力には定評があった。かつては本店として名古屋市中区の松坂屋南館にも出店し知名度を高め、ピーク時にはエステティックサロンを含め8店舗を開設。2006年頃からは集客力の高いショッピングモールでの出店を重ね、2008年9月期以降は6億円超の年間売上高を計上していた。
 しかし、同業他社との競合や個人消費の低迷を背景に、近年は業績低下に歯止めが掛からず、順次店舗を閉鎖。また、店舗開設で借入金が膨らんでいたため、2016年4月には唯一の所有物件だった西春日井郡豊場町の店舗兼従業員寮を売却し、経営改善を図っていた。
 2019年9月期の売上高はピーク時の半分以下に落ち込むなか、近時は出店先のショッピングモールが新型コロナウイルスの影響で相次いで休業となり、テナントとして入居している当社の店舗も営業継続が困難となった。営業再開までの人件費等の負担は重く、資金繰りが逼迫の度合いを増し、支えきれず今回の措置となった。

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