水産物加工販売の(株)川嶋昆布が破産申請へ 度重なる赤字計上に新型コロナで回復の見通し立たず

(株)川嶋昆布(TSR企業コード:440020093、法人番号:3080101008386、富士市中里水門前2626−33、設立1988(昭和63)年4月、資本金1000万円、川嶋哲社長)は4月30日、事業を停止し、静岡地裁富士支部への破産申請を坂部利夫弁護士(坂部法律事務所、沼津市吉田町23−7、電話055−931−5318)に一任した。
 負債総額は約2億2000万円。

 1957年9月に創業した水産物の加工販売業者。食品・土産物販売業者を中心に営業基盤を構築し、わかめや昆布、ひじきなどの水産物の乾燥から袋詰めなど各種加工を手掛けるほか、ふりかけや土産物用の乾物も取り扱っていた。1992年9月期には売上高約5億8900万円をあげていたが、観光の低迷や競合激化などもあって経営不振が続き、2019年9月期の売上高は約1億6800万円まで減少していた。
 この間、たびたび赤字を計上していたうえ、過去の設備投資に対する借入返済も重く資金繰りは逼迫。こうしたなかで新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各地の観光関連業者が休業を余儀なくされたことで売上はさらに減少した。回復の見通しも立たないことから、事業継続を断念し今回の措置となった。

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