ラムスコーポレーション元社長の個人会社、ラムス・インヴェストメント・パナマ・エス・エイが破産開始

 ラムス・インヴェストメント・パナマ・エス・エイ(DUNS:853736457、パナマ共和国パナマ市コスタ・デル・エステ、パセオ・デル・マール通り、設立1995(平成7)年12月、資本金1000米ドル)は11月11日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には相羽利昭弁護士(三宅・今井・池田法律事務所、新宿区新宿1−8−5、電話03−3356−5251)が選任された。

 負債総額は債権者27名に対して139億7920万円(1億3235万3738.54米ドル、10月7日のレート:105.62円換算)。

 2015(平成27)年11月に債権者より会社更生を申し立てられ同日、保全管理命令を受けたラムスコーポレーション(株)(TSR企業コード゙:293357102、東京都)の元社長であるヴィパン・クマール・シャルマ氏の個人資産会社。
 ラムスコーポレーションはシンガポール、パナマで船舶保有SPC(特別目的会社)を束ねる外航船保有大手ユナイテッドオーシャン・グループの1社として、船舶運航管理を手掛けていた。日本では造船手配などの各種交渉や大手海運会社の船舶代理業務なども手掛け、2015年3月期には売上高1億1148万円をあげていた。しかし、景気減速など海運市況悪化による収益低迷から資金繰りが悪化。借入金の返済が進まず、シンガポール、パナマに拠点を置くグループの船舶会社38社とともに債権者から2015年11月、東京地裁に会社更生を申し立てられ同年12月、更生開始決定を受け、その後、2017年1月に更生計画認可決定を受けた。
 ラムス・インヴェストメント・パナマ・エス・エイに経営実態はほとんどなかったが、シャルマ氏に債権を保有する会社から破産を申し立てられ、今回の措置となった。

関連記事(外部サイト)