「樹状細胞がんワクチン療法」のセレンクリニック経営、(医)社団医創会が民事再生

 (医)社団医創会(TSR企業コード:297916882、法人番号:4010405007981、千代田区有楽町2−7−1、設立2009(平成21)年4月、理事長:矢崎雄一郎氏)は12月21日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し12月28日、再生手続き開始決定を受けた。申請代理人は片山敦朗弁護士(奥・片山・佐藤法律事務所、千代田区霞が関3−2−6、電話03−6550−8125)。監督委員には武井洋一弁護士(明哲綜合法律事務所、中央区日本橋茅場町3−12−2、電話03−3527−2121)が選任された。
 負債総額は債権者約29名に対して1億845万円。

 がん免疫療法「樹状細胞がんワクチン療法」を手掛けるクリニック「セレンクリニック」を東京都、名古屋市、神戸市で経営していた。癌免疫療法の研究・開発ベンチャーのテラ(株)(TSR企業コード:296045896、法人番号:4010001132341、新宿区、JASDAQ)から技術ノウハウの提供、建物、設備などの転貸、貸与を受けて、ピークとなる2011年3月期には売上高14億8987万円をあげていた。
 しかし、財務面では債務超過状態が続いていたうえ、テラに対する買掛金の支払延滞などもあり、2019年1月末をもって同社との契約は解除となっていた。その後、経費見直しなど経営改善を進めていたが、2020年3月期の売上高は約9億円にとどまり、自主再建を断念した。

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