飲食店向け仕入れスタートアップの(株)ジンユウが破産 上場企業2社が「債権の取立不能のおそれ」を開示

飲食店仕入れのジンユウ破産

 (株)ジンユウ(TSR企業コード:014839350、法人番号:7011001105367、港区虎ノ門1−13−4、設立2015(平成27)年5月1日、資本金1億700万円、早野允社長)は3月31日、東京地裁破産を申請し同日破産開始決定を受けた。破産管財人には飯田岳弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、中央区八重洲2−8−7)が選任された。
 負債は現在調査中。

 飲食店向けの仕入れサイト「キッチンブラザーズ」の運営を手掛けていた。「飲食店をもっとたのしく、おもしろく」をテーマに掲げ、小規模の飲食業者を対象にサイト上で食材発注サービスなどを展開していたが、開発費負担などの先行投資に対して会員数が伸び悩んでいた。。
 なお、グルメサイト運営のRetty(株)(TSR企業コード:298542560、法人番号:7010401090888、港区、東証マザーズ)は4月2日、ジンユウに対して貸付金5500万円が取立不能又は取立遅延の恐れが生じたと発表した。同社によると2020年12月よりジンユウの買収を検討し、運転資金の補填として2月と3月に合計5500万円の貸付を実施。しかし、買収監査の過程で提出した業績実績に虚偽の報告があったことが判明したため、出資検討を中止して貸付金の回収手続きを進めていたという。
 また、家計簿アプリ開発の(株)マネーフォワード(TSR企業コード:294646981、法人番号:6011101063359、港区、東証マザーズ)も同日、連結子会社のジンユウ向け譲受債権等5000万円について取立不能の恐れが生じたと発表している。

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