大阪府から訴訟を提起されていた南大阪食肉市場(株)が破産

 南大阪食肉市場(株)(TSR企業コード:571479120、法人番号:6120101025738、松原市河合6−75、設立1979(昭和54)年6月、資本金1億2300万円、代表清算人:村上幸春氏)は3月12日、大阪地裁堺支部に破産を申請し3月25日、破産開始決定を受けた。破産管財人には川瀬まやな弁護士(塩路法律事務所、大阪市中央区難波3−7−12、電話06−6634−5881)が選任された。
 負債総額は債権者約10名に対し67億1064万円。

 大阪府や松原市などが出資する第3セクター(株)松原食肉市場公社(TSR企業コード:571479111、松原市)が運営する松原食肉地方卸売市場の値付け業務を行う目的で設立。公社が経営不振に陥り、2002年7月に市場の設置運営業務を継承した。
 積極的な営業展開で2006年3月期には売上高101億8682万円を計上。
 しかし、その後は市況低迷の影響などもあり業容は縮小し、2013年3月期には売上高が57億716万円にまで落ち込み、債務超過に陥っていた。また、公社からの事業継承に際し、当時、大阪府から借り入れていた無利子融資25億3900万円の第1回返済分2億5000万円が期日の2013年4月1日の返済期限を過ぎても履行されず、大阪府から訴訟を起こされるなど厳しい状況が続いていた。
 その後も状況は改善せず、2015年6月には事業を停止。動向が注目されていたが、2020年7月に株主総会の決議により解散し、今回の措置となった。

関連記事(外部サイト)