ココカラ、マツキヨと経営統合協議開始を発表

 ドラッグストア業界7位のココカラファインは14日、5位のマツモトキヨシホールディングス(HD)と経営統合に向けた協議を始めると発表した。統合が実現すれば売上高で1兆円規模となり、業界首位に立つ。ココカラは、6位のスギHDからも経営統合の提案を受け、どちらと協議を進めるか検討していた。

 ココカラは、マツモトキヨシを選んだ理由として、「店舗作業の効率性やプライベートブランド商品の開発などについて、大きなシナジー効果が生じる可能性がある」と説明している。

 ココカラは調剤事業や健康相談などに強みを持ち、関東や関西を中心に出店する。マツモトキヨシはプライベートブランド商品の開発力が高く、東日本中心に都市型の店舗を展開している。

 ココカラとマツモトキヨシは今年4月、資本・業務提携に向けて交渉入りをすることで合意。直後にスギHDがココカラに経営統合を提案し、マツモトキヨシも一歩踏み込んで経営統合を求めていた。

 ドラッグストアは、安定した利益を稼げる医薬品や化粧品のもうけで飲料や食料品の価格を抑え、集客するビジネスモデルを展開してきた。統合によってメーカー側への価格交渉力が強まり、物流コストの削減も期待できる。