今週の【特異日&変化日】カレンダー (12月5日−9日)


―アノマリーが語る「上げやすい日、下げやすい日」―

 ここでの「特異日」とは、日経平均株価の日足が前日比で上げた場合を「勝ち」、下げた場合を「負け」とした時、過去10年間で「7勝以上」「7敗以上」の偏りを示す、経験則上、上昇・下落しやすい日を指します。

【前週(11月28日−12月2日)】

 前週は11月29日(火)、12月1日(木)がともに「8勝2敗」、12月2日(金)が「7勝3敗」のプラス特異日でした。ただ、25日(金)まで約1年ぶり7連騰で過熱感も兆す中、29日(火)は49円安と続落。1日(木)は窓を空けて204円高と特異日らしい上げぶりをみせたものの、2日(金)は87円安と反落して足踏み。市場では「当然の一服」と冷静に捉える声が多く聞かれ、事実、週間では44円高と4週連続で上昇し騰勢をなお保っています。

 なお、1日(木)の株価変動が比較的に大きなものとなったのは、同日に4月8日安値−8月4日安値の対等日、2日(金)に11月9日安値からの基本数値17日目、7月21日高値−9月27日安値の対等日が到来した影響があったかもしれません。

 いずれにせよ前週の足踏みが、市場の読み通り上昇途上での当然の一服であったのか、あるいは相場変調の兆しであったのかは、今週の展開である程度、答えが見えてくるはずです。


【今週(12月5日−9日)】

 1万9000円大台を視野に捉えて、その帰趨が注目される今週の相場ですが、強弱を占うアノマリーである「特異日」は見当たりません。実は12月は翌週の15日(木)まで特異日の不在が続きます。このあたり年末年始の休暇に向けて海外勢を中心に市場参加者が厚みを欠いていく状況を映しているのかもしれません。

 ただ、一方で下旬になると、20日〜26日に4営業日連続でプラスの特異日が固まっており、掉尾の一振に向けた年末高の期待を醸成する分布状況となっています。

 さて、一目均衡表の変化日をみてみましょう。6日(火)に2月12日安値−7月8日安値の対等日、7日(水)に9月27日安値−11月1日高値の対等日、8日(木)に11月1日高値から基本数値26日目が巡ってきます。

 イベント面ではイタリアの国民投票(4日)の結果を織り込む5日(月)のマーケットの反応が気になるところ。このほか7日(水)に景気動向指数、8日(木)にGDP改定値、中国貿易収支、ECB理事会、9日(金)のメジャーSQといったイベントが予定されています。

 総じてアノマリーを含め相場の方向を決定づける材料は乏しく感じられますが、一方でこれといった弱材料も見当たりません。一息入れた後もトレンドを崩すことなく堅調な展開が続いていくことに期待したいものです。

 【一目均衡表:変化日】
 12月6日(火) 2/12L-7/8L:米貿易収支
 12月7日(水) 9/27L-11/1H:景気動向指数
 12月8日(木) 26(11/1H):GDP改定値、ECB理事会、中国貿易収支

※12月8日の26(11/1H)は11月1日高値(H)から一目均衡表の基本数値26日目の到来を示す。6日の「2/12L-7/8L」は2月12日安値(L)−7月8日安値の対等日の到来を意味する。

株探ニュース

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