【投資部門別売買動向】「外国人買い」再び急増、新年は好調なスタート (1月第1週)


●海外投資家の買い越し急増で個人投資家の売りをこなす、新年は好調なスタート

 東証が13日に発表した1月第1週(4日〜6日)の投資部門別売買動向によると、大発会が4年ぶりの上昇となり昨年来高値を更新し絶好調相場が新年も継続したこの週は、海外投資家が2週連続で買い越した。買越額は前週比7.2倍の2326億円に急拡大し、再び大規模に買い越してきた。証券会社の自己売買部門も4週連続で買い越し、買越額は1322億円だった。ただ、その前の3週間は連続して5000億円を超える買い越しとなっており、買越額は大幅に減少した。

 一方、個人投資家は9週連続で売り越した。売越額は2424億円と前週に比べ267億円増え、9週間合計の売越額は3兆1049億円に達した。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行部門も4週連続で売り越したものの、売越額は前週比75%減の461億円にとどまった。

 海外投資家の買い越し急増で個人投資家の売りをこなし、好調な新年のスタートを切った格好だ。


 ■投資部門別売買代金差額 (1月4日〜6日)
  東証・名証2市場の1・2部と新興企業向け市場の合計[総合証券ベース(全52社)]
  ※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し

       海外投資家 信託銀行 個人合計 [  現金  信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
1月 ―――
  第1週     2,326   ▲461  ▲2,424 [ ▲2,385  ▲38 ] 19,454円 ( +339 円)
12月 ―――
  第4週      324  ▲1,827  ▲2,156 [ ▲2,550   393 ] 19,114円 ( -313 円)
  第3週    ▲1,947   ▲606  ▲1,982 [ ▲2,365   383 ] 19,427円 ( +26 円)
  第2週      822   ▲538  ▲4,812 [ ▲4,834   21 ] 19,401円 ( +404 円)
  第1週     5,625   2,997  ▲3,709 [ ▲4,065   355 ] 18,996円 ( +570 円)
11月 ―――
  第5週     4,148   ▲39  ▲3,024 [ ▲3,437   412 ] 18,426円 ( +44 円)
  第4週     3,027   ▲823  ▲4,331 [ ▲3,979  ▲352 ] 18,381円 ( +413 円)
  第3週     4,903   ▲761  ▲4,452 [ ▲4,117  ▲335 ] 17,967円 ( +592 円)
  第2週     4,006   ▲775  ▲4,154 [ ▲3,158  ▲996 ] 17,374円 ( +469 円)
  第1週     ▲645   ▲259   1,252 [   72  1,179 ] 16,905円 ( -541 円)
10月 ―――
  第4週      49   ▲575  ▲2,773 [ ▲2,449  ▲323 ] 17,446円 ( +261 円)
  第3週      730    102  ▲1,890 [ ▲1,819  ▲70 ] 17,184円 ( +328 円)
  第2週     1,131   ▲56   ▲120 [  ▲522   402 ] 16,856円 (  -3 円)
  第1週     2,805   ▲277  ▲2,877 [ ▲2,289  ▲587 ] 16,860円 ( +410 円)
9月 ―――
  第4週    ▲1,887   ▲372    547 [   111   436 ] 16,449円 ( -304 円)
  第3週    ▲1,019    201  ▲2,031 [ ▲1,615  ▲415 ] 16,754円 ( +234 円)
  第2週    ▲4,805   ▲170   1,763 [   977   786 ] 16,519円 ( -446 円)
  第1週    ▲3,338   ▲444  ▲1,020 [ ▲1,267   247 ] 16,965円 ( +40 円)


※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。


株探ニュース

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