今週の【特異日&変化日】カレンダー (1月16日−20日)


―アノマリーが語る「上げやすい日、下げやすい日」―

 ここでの「特異日」とは、日経平均株価の日足が前日比で上げた場合を「勝ち」、下げた場合を「負け」とした時、過去10年間で「7勝以上」「7敗以上」の偏りを示す、経験則上、上昇・下落しやすい日を指します。

【前週(1月10日−13日)】

 前週は3連休明けの10日(火)が「3勝7敗」のマイナス特異日でした。そして、この週で唯一の特異日でもありました。

 マイナス特異日の特性通り、10日は152円安と3日続落。翌11日(水)は62円高と反発したものの、トランプ氏会見と円高進行が嫌気された12日(木)は再び229円安と急落。オプションSQが重なった週末13日(金)は152円高と上昇し、目先の強弱の節目である25日移動平均線を回復し、辛うじて弱気シグナルの本格点灯を回避しました。下値には押し目買いも入り先高感を指摘する声も少なくありませんが、週間では167円安と下げており、短期調整への警戒感が漂います。

 なお、週後半の値動きが荒いものとなったのは、一目均衡表の変化日が集中した影響があったかもしれません。12日(木)に16年11月9日安値から基本数値42日目、16年12月21日高値−12月30日安値の対等日、13日(金)に16年2月1日高値−7月21日高値、同5月2日安値−9月5日高値の対等日が到来しました。

【今週(1月16日−20日)】

 今週は16日(月)が「2勝8敗」のマイナス特異日となっており、週初の動向には注意が必要かもしれません。ただ、17日(火)、19日(木)はともに「7勝3敗」のプラス特異日となっており、特異日の分布からは週間では反発に転じる可能性があります。

 一目均衡表の変化日をみると、マイナス特異日の16日(月)は16年12月30日安値から基本数値9日目のほか、9月5日高値−11月9日安値、3月14日高値−8月12日高値の対等日が到来し、変化日が集中する点が注目されます。

 一方、18日(水)には17年1月5日高値から基本数値9日目、16年12月21日高値から基本数値17日目、12月21日高値−1月5日高値の対等日が到来。プラスの特異日の19日(木)に16年4月25日高値−9月5日高値、5月31日高値−9月21日高値の対等日が重なり、翌日のプラス特異日である20日(金)には16年12月1日高値−6月24日安値の対等日が到来します。先ほどの特異日の分布を踏まると、週初弱含み、週後半にかけて強基調といった展開が描けるかもしれません。

 スケジュール面では19日(水)のECB定例理事会、そしてなんといっても20日(金)のトランプ米大統領就任式が注目されます。20日には中国10-12月期GDPの発表が予定されていることにも留意すべきでしょう。週末の米大統領就任式に向けて相場はどのような展開をみせるのか、またこの就任式を挟んで潮目が変わるのか。今週は後に振り返ると2017年相場の第一関門として記憶される可能性も否定できない、要注目の週といえましょう。

△【特異日 7勝以上 】
 1月17日(火) 7勝3敗
 1月19日(木) 7勝3敗:ECB定例理事会

▲【特異日 7敗以上 】
 1月16日(火) 2勝8敗

 【一目均衡表:変化日】
 1月16日(月) 9(12/30L)、9/5H-11/9L、3/14H-8/12H
 1月18日(水) 9(1/5H)、17(12/21H)、12/21H-1/5H:米鉱工業生産
 1月19日(木) 4/25H-9/5H、5/31H-9/21H:ECB定例理事会
 1月20日(金) 12/1H-6/24L:トランプ米大統領就任式、中国GDP

※1月16日の9(12/30L)はこの日が16年12月30日安値(L)から一目均衡表の基本数値9日目にあたること意味する。また、同日の「9/5H-11/9L」は16年9月5日高値(H)−11月9日安値の日柄の対等日の到来を意味する。


株探ニュース

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