ベビーシッターとして白人の子の面倒を見ていた黒人男性、白人女性に通報される(米)

ベビーシッターとして白人の子の面倒を見ていた黒人男性、白人女性に通報される(米)

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10月7日、ジョージア州コブ郡にあるスーパー「Walmart(ウォルマート)」の駐車場で、コーリー・ルイスさんはひとりの白人女性(名は明かされず)に呼び止められ、「子供たちが、大丈夫なのかどうか聞きたい」と突然言われた。この時、コーリーさんは知り合いの白人家族から預かっていた子供たち2人のベビーシッターをしており、見知らぬ女性が子供たちに話しかけることに好意を持たなかったため、拒否した。

するとその女性は「それならあなたの車のナンバーを控える」と言い、その後コーリーさんが子供たちを乗せて車を走らせると、女性は自身の車でずっとコーリーさんの後をつけてきた。女性の一連の行為を「人種差別」と感じたコーリーさんは、その様子を動画に収めた。

やがてコーリーさんが自宅前に到着すると、女性はその近くに車を停めて警察に通報。コブ郡警察の警察官が近付くと、コーリーさんは「女性に後をつけられて嫌がらせをされている」と話した。ベビーシッターをしているだけ、と言うコーリーさんの言葉を疑ったままだったのか、警官は車内にいる10歳と6歳の子供2人に車から出るように伝えて、直接話を聞いた。

10歳の少女は、コーリーさんの潔白を晴らすべく「彼はベビーシッターをしているだけです。食事に連れてってもらって、そうしたら女の人が後をつけてきたんです」と説明した。それでも納得できなかったのか、警官は子供たちの両親に電話をして事情を尋ねた。

コーリーさんに子供2人を預けたデイヴィッド・パーカーさんとダナ・マンゴーさんは、警官に向かって「白人の子供たちを連れているのがアフリカ系アメリカ人だから怪しいというわけですか!?」と不快感を露わにして尋ねると、「仰る通りです」と返されたという。デイヴィッドさんとダナさんは、コーリーさんを疑い通報した白人女性を非難したが、女性は「子供たちを守ろうとしただけ」と釈明したようだ。しかし事実として、子供たちが危険な状況にあるという兆候は全くなかった。

今回、黒人というだけでこのように差別を受けたコーリーさんだが、実は青少年への指導者として活躍している。サイト『Inspired By Lewis』によると、コーリーさんは1対1で子供たちにエチケットや社会スキルなどを教えるビジネスを展開しており、「次世代の革新的リーダーを育成するためにより積極的な個性を育み、自己認識やライフスキルを促進することによって社会的に挑戦を強いられる若者たちに豊かさを提供すること」という目標を掲げている。今回ベビーシッターしていた2人の子供たちも、コーリーさんのこの指導プログラムに参加していたことから知り合い、子供たちの両親が数週間前にコーリーさんにベビーシッターを頼んだということであった。

コーリーさんが撮影した動画をFacebookに投稿すると、通報した女性への非難のコメントが相次いだ。また、このニュースを知った人からも「間違いなく、完全な人種差別だね」「通報した女、最低」「女の行動が不快でしかない」「肌の色で差別する人が多すぎて、今更驚きもしない」「これ、白人の男が黒人の子供2人を連れてても当然スルーなのよね」「こんな差別をする奴は自分を恥じるべきだ」「でもなんてったって、大統領があのトランプだから」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年10月9日付「White woman called cops on black man because he was babysitting white kids」(Picture: CBS46)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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