7人きょうだいを養子に迎え、総勢13人の子供の親になった夫婦「これで家族が完成した」(米)

7人きょうだいを養子に迎え、総勢13人の子供の親になった夫婦「これで家族が完成した」(米)

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アーカンソー州ホットスプリングスに住むテリーさんとマイケル・ホーソーンさん夫妻が里親になる決心をしたのは、2016年のことだった。ホーソーンさん夫妻には既にライアンさん(32歳)、ブレイクさん(28歳)、ジョーダンさん(25歳)、ミカさん(20歳)という4人の実子がおり、とりあえず数年間は里親になることにチャレンジするが、養子は取らないと決めていた。

しかし同年、当時8歳だった双子のレイシーちゃんとレイナちゃんの里親になって、夫妻の心は大きく揺れた。双子はホーソーンさん家に預けられて次の日には夫妻を「お父さん」「お母さん」と呼び、数日後には「お父さん、お母さん、大好き」と発言して、マイケルさんは複雑な気持ちになった。

「妻に『困ったことになったな』と話をしました。2人の可愛い子供たちが私を父と慕ってくれるまでに時間はかからなかったのです。私たちは里親ですから、いずれ子供たちとは別れの日が来ます。でもこんなに可愛い子供たちをどうやって手放せようか、と思ったのです。」

その後2年間、夫妻は双子を含むきょうだい7人をそれぞれ短期間で受け入れた。しかし毎回、子供たちは永久的に暮らせる家庭を求めてアーカンソー州福祉課により、様々な里親のもとへ行かされた。これまで一家を出たり入ったりさせられる子供たちの姿を見るたびに、夫妻は胸を痛めた。そして、以前にレイナちゃんから「この家にずっと住むことはできないの?」と尋ねられたことを思い、夫妻は一大決心をした。

今年4月、夫妻はレイシーちゃんやレイナちゃんとは全く血の繋がりのない2人の里子コーゲン君(3歳)とヘイズリーちゃん(1歳)を正式に養子として迎え入れた。そして5月になる頃には、レイシーちゃんとレイナちゃんを含め、ドーソン君(15歳)、キンダルちゃん(11歳)、アディリーちゃんとアリアちゃん(9歳)、ニクソン君(8歳)の7人きょうだいを一気に預かった。夫妻は7人をまとめて預かった初日に、キンダルちゃんから「養子にしてほしい」と頼まれた。

この7人は、かつて自分のベッドや食事も満足に与えられないような状況で生活していたこともあったという。夫妻は9月に子供たち7人の養子縁組の手続きを開始し、12月3日に7人のきょうだいたちはホーソーン家の一員となった。キンダルちゃんは「自分の家があって、ベッドがある生活って本当に嬉しいし、朝起きて家族がいるのもすごく幸せな気持ちになるわ。それになんといっても私たちには『お父さん』『お母さん』って呼べる人がいるのよ」と喜びを露わにした。また、このきょうだいの中で最年長のドーソン君も「もうここが家族の居場所だから、僕たちどこにも行かなくていいんだって思うとすごく安心する」と安堵感を口にした。

専業主婦のテリーさんと息子ブレイクさんの造園業を手伝っているマイケルさんは、これで13人の子の父親となった。テリーさんは「毎朝、子供たちが起きて楽しそうに笑う声が聞こえるんです。子供たちの顔には笑顔が溢れていて、この子たちを養子にしてよかったと思いました」と話し、マイケルさんも「法廷では、書面上の手続きを法的に完了させたというだけにすぎません。確かに正式な家族になったのですが、その前から私たちは既にひとつの家族でした。2年前から、妻と私はこの子たちを養子に迎えたいという気持ちがありましたからね」と言い、「これで家族が完成しました」と笑顔を見せた。

現在の一家は寝室が5つある家で暮らしており少々手狭なようだが、なにより家族が一つ屋根の下で暮らすという安心感とあたたかさを日々味わうことができる子供たちにとって、賑やかなホーソーン家で幸せを感じ、今年は最高のクリスマスを過ごすことができたに違いない。

画像は『FOX21News.com 2018年12月25日付「Couple adopts 7 siblings out of foster care ? just in time for Christmas」(Source: Michael Hawthorn)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)