花江夏樹、デジモンキャストは“お母さん”!? 浪川大輔と語る『デジモン tri.』の現場

花江夏樹、デジモンキャストは“お母さん”!? 浪川大輔と語る『デジモン tri.』の現場

『デジモンアドベンチャー tri. 第5章「共生」』花江夏樹&浪川大輔インタビュー クランクイン!

 ついにラストへ向けて物語が大きく動き始めた。アニメ『デジモンアドベンジャー』のTV放送開始15周年を記念して、全6章からなる新シリーズとして2015年にスタートした『デジモンアドベンチャー tri.』が、このたび第5章の劇場上映を迎える。シリーズの主人公であり“選ばれし子どもたち”のひとり八神太一役の花江夏樹と、太一ら子どもたちに優しく、ときに厳しく接しサポートする太一らの通う高校の非常勤講師である傍ら、選ばれし子どもの先輩として本職は現実世界に出現するデジモンらの対処を管轄する独立行政法人の一員・西島大吾役の浪川大輔に、第5章まで迎えた現在の気持ちや、まだキャスト陣にも明らかとなっていないラストについての思いなどを聞いた。

 物語の舞台は、選ばれし子どもたちが、?世界・デジタルワールドへ渡ったあの夏の冒険から6年後。高校生になった八神太一をはじめ、それぞれ成長した選ばれし子どもたちが繰り広げる、新たな冒険が描かれる。『デジモンアドベンチャー tri. 第5章「共生」』では、9人目の選ばれし子どもである望月芽心がゲンナイの姿をした謎の男に傷つけられるのを見て、パートナーであるメイクーモンが再び暴走を開始。暴走するメイクーモンの出現により、現実世界崩壊へのカウントダウンがはじまる。選ばれし子どもたちは、変調をきたしたデジタルワールドから疎外され、現実世界に戻ってきてからも、パートナーデジモンと共にいるがゆえに人々に追われ、そして過酷な運命は、誰よりも真っすぐで繊細な魂を持つ八神ヒカリのもとにも迫っていた…。

 第1章の開始当初と比べ、太一役としてどことなく顔つきや佇まいに自信が見える花江。自身も「(太一役は)今は自分の中でしっくりきています」と話し、気持ちの強さが表情に表れてきている様子。また、先日同シリーズでは初めてとなるキャラクターソングの発売イベントを、太一のパートナーデジモン・アグモン役の坂本千夏と行った際に、ファンから「『太一が花江さんでよかったです』と言ってもらえたんです」と笑みを浮かべた。
 
 一方、浪川は西島役について「花江くんたち“選ばれし子どもたち”に、どうやって華を添えられるかなとか、どのようなアクセントをつけようかと考えながら演じています」と明かす。「大人の役なので、縁の下のちから持ち的な立場です」。

 第5章までアフレコが終了した本作。本シリーズでキャストが一新された選ばれし子どもたちチームと、時を経ても変わらずオリジナルメンバーが顔を揃えるデジモンチーム。アフレコ現場では、なんとなくそれぞれのチームに分かれて座っているという噂が。そのことについて花江と浪川に聞いてみると、「(現場は)椅子がコの字なのですが、子どもたちはその両端に座ることが多いからだと思います」と花江。「デジモンチームはね…やっぱり迫力がすごい(笑)。いい意味でオーラがある」という浪川に「確かに!」と相槌を打つ花江だが「普通にお話もしますよ。先輩ですが、どちらかというと…お母さんのような立場に近い」とのこと。そんな花江のコメントに浪川は「櫻井(孝宏)さんを筆頭にね(笑)」と返し、デジモンチームでは唯一の男性キャストであるテントモン役・櫻井孝宏をイジり、2人共、声をあげて笑った。
 
 第5章まで進み、次の第6章がついに最後となる『デジモンアドベンチャー tri.』シリーズ。花江と浪川にそれぞれの願望を込めたラスト予想を聞くと、浪川は「(太一は)ゴーグルに進化しちゃったからな〜(笑)」と花江に顔を向けると、花江も「だとしたら人間に戻りたいですね(笑)」と応酬(※第5章の予告編第2弾のラストは、太一のゴーグルがアップになったシーンで終わっている)。2人の丁々発止のやりとり後、真剣な眼差しで「願望としては、デジモンの記憶を取り戻してから終わりたい」と花江。浪川は「子どもたちが一生懸命頑張る姿は、グッとくるものがありますが、第5章ではだいぶ根を詰めたので、平和な感じも戻ってきて欲しいですね」。(取材・文・写真:ほりかごさおり)
 
 『デジモンアドベンチャー tri. 第5章「共生」』は9月30日より3週間限定劇場上映。

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