水波風南、不安だった『みせコド』実写化 鑑賞後「心からおすすめできる」に心境変化

水波風南、不安だった『みせコド』実写化 鑑賞後「心からおすすめできる」に心境変化

『未成年だけどコドモじゃない』原作者・水波風南インタビュー クランクイン!

 『今日、恋をはじめます』など数々の大ヒット少女漫画の原作者・水波風南の『未成年だけどコドモじゃない』が、中島健人、平祐奈、知念侑李という豪華キャストを迎え、映画として完成した。すでに作品を鑑賞したという水波は、「ずっと飽きずに幸せな気持ちで観られました。たるんでいるところがまったくないので、どのシーンもおすすめなんですよね。印象的なシーンが最初から最後まで全部なので、選べなくて困りますね(笑)」と激賞。原作者自身も太鼓判を押すほどの実写版とは!?

 水波の『未成年だけどコドモじゃない』は、少女漫画が結婚式がゴールとなるパターンが多いなか、あえて正反対の結婚が恋愛のスタートに。親が決めた契約結婚で高校生同士の夫婦となった尚(中島健人)と香琳(平祐奈)。そして香琳に想いを寄せる幼馴染の五十鈴(知念侑李)との三角関係を描く“みせコド”。水波は「前半がコメディー調なのでポンポンいろいろなことが起こっていくけれど、ラストはふたりの想い合っている気持ちがしっかり伝わってくるようで、『よかったね!』っていう恋愛を見せてくれた感じがしました。コメディーだけに寄らないし、恋愛だけしっとりやっているわけでもない。そのバランスがよかったですね」と映画版を高評価。笑えて泣ける原作のテイストが生きていたという。

 そのバランス感覚は、キャスト陣の貢献によってももたらされている。主要キャスト3人とも実力を発揮して“みせコド”の世界観を体現してくれたが、とりわけ尚役の中島の王子様キャラが、尋常ではないハマリようだ。この点、水波自身も「中島健人さんの笑顔の破壊力がすごいですよね(笑)」と同意する。

 「怒鳴ってしまった後のハッとして謝るところ、セリフとして『オレってカッコいいかな?』って言うこともなかなか難しいと思いますが、とにかく声が素敵なので全部のシーン、キメのシーンでカッコよく聞こえちゃうんですね。トラウマで怒鳴ってしまったり、五十鈴に対峙するシーンではしっかりと男らしくて、触れてはいけない感じもしっかりと出してくれている」とベタぼめ。しかも、「尚がスクリーンで笑っているだけで、『あ、笑ってくれた』って原作者なのに思いました(笑)。もっと笑っている姿が観たいから、香琳がもっと笑うようなことを言わないかなって」と、自身が作りだしたキャラクターにかかわらず、知らず知らずのうちに応援をしていたとか。

 とはいえ、「完成するまで、ずっとどこかで仕上がった映像を観てみないと、と思っていました」と不安な心中だったことも明かす。「もしも映画がよくなかった場合でも、心にもやもやしたものを抱えながら、インタビューなどを受けなくちゃいけないのかなって思っていましたが、完成した映画がよかったので、本当によかったです(笑)。トンデモないセリフも少なくないですが、それがリアルにマッチングしていたので、より幸せな気持ちになりました」と、今は心から新たな命を宿した映画版“みせコド”を送りだす。「心からおすすめができるので、それが一番の幸せですよね。なので、多くの方々に観てほしいです!」。

 『未成年だけどコドモじゃない』は12月23日より全国公開。

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