Aimer、新曲『Ref:rain』に込めた優しい音色 “雨”がキーワードの極上バラード

Aimer、新曲『Ref:rain』に込めた優しい音色 “雨”がキーワードの極上バラード

Aimer、新曲『Ref:rain』について語る 

 『マンガ大賞2016』『このマンガがすごい!2016』オトコ編などにランクインした大人気コミック『恋は雨上がりのように』がTVアニメ化され、現在放送中だ。17歳の女子高生・橘あきらと、ファミレスの店長で45歳の近藤正己の純粋な恋を描いた本作をさらに盛り上げるのが、エンディングテーマ曲であるAimerの『Ref:rain』だ。ハスキーで甘い歌声で、今、注目を集めているAimerに、楽曲に込めた思いを聞いた。

 2011年、シングル『六等星の夜』でメジャーデビューしたAimer。2015年にはONE OK ROCK 2015“35xxxv”JAPAN TOURのサポートアクトとしてパフォーマンスを披露し話題を呼んだ。アニメ『夏雪ランデブー』やテレビアニメ『BLEACH』のエンディングテーマ、『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の主題歌を担当するなど、アニメファンからも高い評価を得ている。

 Aimerは、「物語の導入や最後を飾るという意味で、楽曲も作品の一部だと思っています」とアニメのOP・EDを制作する上での思いを語る。「音楽で、(作品の)世界を彩らなきゃいけないため、作品の世界観をきちんと読み込み、理解するところから始めます。作品の中で共有できる部分、楽曲の欠片になるところを探してから作ります。歌詞も、作品に寄り添えるように心がけています」。

 そんなAimerが歌う『Ref:rain』はアニメの世界観が詰め込まれた極上のバラードだ。Aimerは、同曲を作る上で「雨」を意識したと語る。「アニメは雨がキーワードだと思ったので、楽曲も雨に紐づくものにしようというところから始まりました。タイトルの『Ref:rain』も雨にかけています。『恋は雨上がりのように』は、ハッとさせられる眩しい瞬間が込められた作品だと思います。そういった原作に込められたものと楽曲の世界観が合致できる部分を探しました。もう戻らない、帰らない瞬間を繰り返すというのをテーマに、原作に灯っているような愛おしさがこもる楽曲になればと思っています」。

 ちなみに、同曲のシングルには、このほかにもCoccoが楽曲を提供した『眩いばかり』、セルフカバー曲『After Rain‐Scarlet ver.‐』、Coccoの楽曲のカバー『Raining』と、雨をテーマにした楽曲が並んでおり、コンセプチャルEPとしても楽しめる作りになっている。ぜひとも、全曲通して聞いてもらいたい。

 2017年は、初めての日本武道館ワンマンライブやベストアルバムを発表するなど、充実した活動が見られたAimer。改めて2017年を「一昨年も自分にとっては、夜が明けて光の先に進んだ、すごく革新的な一年だったんですが、それ以上にもっと大きな一歩を進めた年だったと思います」と振り返ると、今年の目標を「筋肉を鍛える(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑う。ホールツアー中、「もっと余裕をもって、もっと自由に回れるようになりたい」という思いがあったそうだ。

 そして、「(昔から)何十年も歌い続けられるようにいたいと変わらず思っています。誰かの生きる力になれるような音楽を、少しでも世に出せたら」と先を見つめる。「昨年は“blanc”“noir”と題したベストアルバムをリリースしたのですが、私のライブではその間の色、もっとみんなで分かち合えるような別の色も出せるようになってきたと思っています。今までの世界観を大切にしながら新しい曲も出せたらなと思います」。
(取材・文:嶋田真己)

 『Ref:rain / 眩いばかり』は、2月21日発売。TVアニメ『恋は雨上がりのように』は、フジテレビ “ノイタミナ”ほか各局にて毎週木曜24時55分より放送。

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