映画『仮面ライダーエグゼイド』はテレビとどうリンクする!? 舞台あいさつでキャスト陣が気になるコメントを連発

映画『仮面ライダーエグゼイド』はテレビとどうリンクする!? 舞台あいさつでキャスト陣が気になるコメントを連発

画像提供:マイナビニュース

8月5日より全国劇場にて公開される『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』の完成披露イベントが、東京・六本木ヒルズアリーナおよび新宿バルト9にて開催され、主演の飯島寛騎ほか『仮面ライダーエグゼイド』テレビシリーズの主要キャスト、そして劇場版ゲストの堂珍嘉邦、藤本美貴、ブラザートムが登壇した。

特撮テレビドラマ『仮面ライダーエグゼイド』は、8月27日放送の第45話で最終回を迎えるとあって、ストーリーは現在クライマックスを迎えている最中。そんな中で、今回の劇場版は「トゥルー・エンディング」="真の最終回"が見られるとの触れ込みで、上映前から大きな話題を集めている。

テレビから映画へどのようにストーリーがつながるのか、映画に登場する各キャラクターの立ち位置はどんな変化を遂げているのか、あるいはいないのかなど、『エグゼイド』ならではの綿密に構築されたドラマ展開の妙をお楽しみいただけるのは、まず間違いない。

大勢のファンが駆け付けたイベントでは、約1年間にわたって波乱万丈のストーリーが繰り広げられてきた『エグゼイド』の集大成というべき劇場版をアピールするべく、主要キャスト、映画ゲストが登壇した。六本木ヒルズアリーナでは、テレビシリーズおよび映画の主題歌を歌った三浦大知が登場し、ステージを熱く盛り上げた。

小児科の研修医にして、天才ゲーマー「M」の顔を持つ仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢を演じる飯島寛騎は、今回の映画の見どころを尋ねられ、「今回の映画はVRの最新技術を取り入れたシーンがあり、まったく新しい映画になっていると思います。ヘッドセットを着けると360度、別空間が広がっていて、自分がぜんぜん違う場所にいる感覚になるんです。永夢は予告編で『ゲームを作るぜ!』って言っていますけど、いったいどんなゲームを作るのか、そこにも注目してください」と、最新のVR技術を取り入れた仮想空間内でどのようなことが起きるのか、大いに期待をあおっていた。

「俺に切れないものはない」が口癖の天才外科医・仮面ライダーブレイブ/鏡飛彩を演じる瀬戸利樹は、「永夢先生はゲームを推していますけれど、エグゼイドのもうひとつのテーマである"医療"にも力が注がれています。撮影に実際の手術室を使わせていただいて、飛彩が永夢と明日那を助手につけて、困難な大手術に挑んでいます」と、本格的な手術シーンに取り組んだ際の、かつてない緊張感を振り返った。

医師免許を剥奪された闇医者で、凄絶な戦いを経てエグゼイド、ブレイブたちと共に戦う道を選んだ仮面ライダースナイプ/花家大我を演じる松本享恭は、「今日はグラファイトがいませんが、なぜここにいないのか? 次の(7月30日)放送分でグラファイトの身の上に重要なできごとが起きるんですけれど、そこに映画がどうリンクするのか、楽しみにしてほしい」と語り、因縁の相手・グラファイト(町井祥真)の不在からうかがえる、テレビと映画との密接な関係についてコメントした。

電脳救命センター・CRで永夢や飛彩を補佐する本作のヒロイン・仮面ライダーポッピー/ポッピーピポパポ/仮野明日那役・松田るかは「映画に出ているポッピーは、今のポッピーじゃない……かも?」と、こちらもまた思わせぶりなコメントをした上で「その理由は映画を観たらわかると思います。映画を観た後に、これがテレビとどうつながっていくのかをお楽しみに!」と、映画を観て初めて明らかとなる事実がたくさんあることを強調した。

一度パラドに倒されたがバグスターとなって甦り、「新壇黎斗」と名乗って永夢たちに力を貸すゲームクリエイター・仮面ライダーゲンム/壇黎斗を演じる岩永徹也は「何度やられてもコンティニューして復活するゲンムですが、映画では残りライフがとうとう1になってしまいます。果たして"神"は劇場版を生き残ることができるでしょうか。お楽しみください」と、「神」を自認するゲームマスターらしい不敵な態度を崩すことなく威厳に満ちたコメントを残した。

ゲンムによって倒されるもバグスターとなって甦り、永夢のよき協力者として共に戦う仮面ライダーレーザーターボ/九条貴利矢を演じる小野塚勇人は、「映画だと貴利矢はCRの白衣をまとっているんです。どうしてそうなったか。テレビと映画との時間軸のつながりなどを意識して観てもらえれば。映画はとにかく、めっちゃ面白いです!」と、テレビでまだ描かれていない部分が映画にあり、その変化がどのようになされていたかを注意深く観ると楽しみが増すことを強調した。

永夢に感染したバグスターであり、幾度も仮面ライダーたちを苦しめた強敵として存在していた仮面ライダーパラドクス/パラド役・甲斐翔真は、7月23日放送のテレビ第40話で生きていることが確認されたのを受けて「生きてますよ!」とファンに笑顔でアピール。続けて「今回の映画でも、お医者さんたちと一緒に戦っています! 詳しいことは言えませんが……新ライダーと戦いました。そこも楽しみにしてください!」と、映画では他のライダーと共にデムデウスに挑む仲間として描かれていることや、ビルドと戦う(?)ことなど、興味深いコメントを残した。

大我を自分の主治医と認めて常に行動を共にする天才ゲーマー少女・西馬ニコを演じる黒崎レイナは「テレビでは最強の敵・ゲムデウスが出てくるんですけれど、映画でも、違うゲムデウスが登場します!」と、映画ならではの最強ラスボスについて言及。映画でのVR空間では、ニコが意表を突くキャラクターに変貌し、運動会の徒競走で驚きの活躍を見せるシーンがあるので、ニコのファンの方はぜひとも劇場に駆けつけてもらいたい。

映画のゲストであり、エグゼイドや街の人々を危機に陥れる忍者ライダー・仮面ライダー風魔/南雲影成を演じる堂珍嘉邦は、自身の変身シーンの感想を問われて「完成した変身シーンを観たときは、めちゃめちゃ興奮しましたね」と、カッコいいライダーへの変身に満足した模様。オファーを受けたときの気持ちについては「この話をいただいたとき、楽しんでできそうだな、と思いました。ストーリーも深いですしね」と、作品世界の深みや内容の良さにも魅力を感じていたことを明かした。

映画での鍵を握る重要人物である難病の少女まどかを、優しく見守る母親・星朱美を演じた藤本美貴は、「ふだん母親をやっているので、自然に役へ入れました。まどかちゃんを演じる子役の森山のえるちゃんがすごくしっかりしていて、撮影もスムーズに進んで、驚きました」と、森山の名子役ならではの演技力に感心しながら、自身の役を楽しんで演じられたと語った。

外資系ゲーム会社マキナビジョンの社長であり、世界の滅亡を目論む「神」を名乗るゲムデウス・マキナに変身するジョニー・マキシマ役のブラザートムは、自分の悪役ぶりについて「さすがだな、と思いました。心底から出てくるワルさがありましたね。ゲムデウスは死ぬことがないので、これから先のライダーにもワルとして出てみたい」と、邪悪で狡猾な大ワルを気持ちよく演じられた感想を述べた。

六本木ヒルズアリーナのみのスペシャルゲストとして、テレビの主題歌「EXCITE」に続き、劇場版エンディングテーマ「Life is Beautiful」を歌う三浦大知が登場。三浦は「今回の主題歌は、映画のストーリーを読ませていただいた上で、新たに書き下ろしたもの。命と向き合う、生きるという部分に深く切り込んでいる作品だと思いましたので、みなさんが映画を観て、劇場を出るときに『人生っていいな』と思っていただけたらうれしい」と、新曲を自信たっぷりにアピール。キャスト陣からの生歌リクエストに応えた三浦は、「まだライブで歌ったことがないので、ここが初めての披露」という「Life is Beautiful」の後半部分をアカペラで熱唱。その透きとおるような歌声を間近で聴いた飯島たちは「こんな距離で三浦さんの歌が聴けるなんて」「ライダーになってよかった!」と口々に感激の声を上げていた。

中澤祥次郎監督は、「エグゼイドを象徴する"雨"が降りしきっております。たぶん演出です(笑)」と、映画で非常に効果的な使われかたをしている「雨」がイベント当日にも降っていることに不思議な縁を感じつつ「ゲームと医療というエグゼイドのテーマを見つめ直した、集大成的な作品になったと思います。飯島くんたちも熱演していますので、ぜひ楽しみにしてください」と、およそ1年間にわたる『エグゼイド』の締めくくりとなる映画の出来栄えに自信をのぞかせた。

途中、『エグゼイド』の後を受けて9月から開始される新番組『仮面ライダービルド』のヒーローキャラクターとオートバイがスクリーンに映し出された。新ライダー・ビルドの姿を観た松田は、「仮面ライダーなのに目がないよ!」、小野塚は「あのバイクもライダーなのかな」、飯島は「派手な色使いがパラドクスに似てる。稲妻のエフェクトがかっこいい」と、それぞれ『エグゼイド』にちなんだ独特なコメントを連発。エグゼイドとは一味も二味も違う後輩ライダーの活躍に今から思いをはせていた。なお、仮面ライダービルドは、今回の映画にテレビよりもひと足早く登場している。いつ、どこで、どんな状況でビルドが出てくるのか、という点にも注目してもらいたい。

フォトセッションでは、イベントの行われた7月27日が「スイカの日」ということにちなんで、出演者一同がスイカのビーチボール(飯島のみ、本物のスイカ)を手にして集まった。飯島は「映画がいよいよ8月5日に公開されます。実は、もうテレビの撮影は最終回の第45話までぜんぶ終わっていて、新ライダー『ビルド』が控えているんです。しかし映画が公開されますし、『エグゼイド』はまだまだこれから熱くなっていきます。みなさんテレビも映画も見逃さないように、ぜひチェックしてください!」と、この夏は映画『仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』を楽しんでほしいとファンに熱く呼びかけていた。

『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』は『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』と同時上映で、8月5日より全国劇場にてロードショー公開される。
(秋田英夫)

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