新海誠監督、『天気の子』無事公開も不安「たくさんの意見を浴びるのが少し怖い…」

新海誠監督、『天気の子』無事公開も不安「たくさんの意見を浴びるのが少し怖い…」

不安が拭い切れない今の心境を告白した新海誠監督 (C)ORICON NewS inc.

大ヒット映画『君の名は。』などで知られる新海誠監督(46)が19日、都内で行われた、自身の新作アニメーション映画『天気の子』初日舞台あいさつに出席。本日の公開まで試写会を一切行わないという異例のプロモーションを展開し、作品が完成したのは12日前。世間を騒がせながらも無事に公開を迎えて「『本当に完成するのか?』という気持ちがありました。夢のようでありがとうございます」と話しながら「たくさん意見を浴びることになるので、そのことが少し怖くもあり…」と不安が拭い切れない今の心境を告白した。

 舞台あいさつは上映後に実施されたもので、エンドロール前に観客は大きな拍手。その流れで歓迎されながら登場した新海監督だったが、「実はまだ不安なんですね。上映直後なので感じる方もいると思いますが『自分勝手な映画』かも知れないです」と映画について説明。

 「“すごく大事な人”と“もっと多くの人たちの幸せ”のどちらかを選ぶ時に、わがままな選択をする話だと思うんですね。『私もそうだよ!』と思っていただける方が『世の中にたくさん居るのかな?』と信じて臨みながら作った映画。それと同時に『そうは思わない。違うと思う』という方もたくさん居ると思う」と意見がわかれる映画になっていると明かした。

 そして「これからたくさん意見を浴びることになるので、そのことが少し怖くもあり、でも、何よりも楽しみにしています。ですから、完全に『やったー!』と思えないのですが、時間をかけて皆さんが何を感じたのかを聞ければうれしく思います」と伝えた。

 『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻ろうされる少年・森嶋帆高と少女・天野陽菜が自らの生き方を「選択」する物語。雨が降り続いたり、雨が上がって雲の切れ間から太陽の光が差し込んだり、新海監督の真骨頂ともいえる緻密で美しい空・雲・光の描写にも注目が集まっている。

 また、午後3時時点のメーターで『君の名は。』(16年8月26日公開/興収250.3億円)対比で118%を記録していることが発表された。この日は、主人公・森嶋帆高役の醍醐虎汰朗、ヒロイン・天野陽菜役の森七菜、夏美役の本田翼、須賀圭介役の小栗旬、天野凪役の吉柳咲良も出席した。

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