初代『デジモン』20年ぶり完全新作でTVアニメ化 4月放送で時代背景考慮した新たな物語

初代『デジモンアドベンチャー』20年ぶり完全新作でTVアニメ化 フジテレビなどで放送

記事まとめ

  • 1999年3月から1年間放送された『デジモンアドベンチャー』(第1作)が完全新作アニメに
  • 完全新作アニメ『デジモンアドベンチャー:』として4月よりフジテレビなどで放送する
  • また、これにより同局の同枠で現在放送中の『ゲゲゲの鬼太郎』第6期は3月で終了する

初代『デジモン』20年ぶり完全新作でTVアニメ化 4月放送で時代背景考慮した新たな物語

初代『デジモン』20年ぶり完全新作でTVアニメ化 4月放送で時代背景考慮した新たな物語

テレビアニメ『デジモンアドベンチャー:』のメインビジュアル (C)本郷あきよし・フジテレビ・東映アニメーション

1999年3月から2000年3月まで放送されたテレビアニメデジモンアドベンチャー』(第1作)が、完全新作アニメーション『デジモンアドベンチャー:』として4月より毎週日曜午前9時よりフジテレビなどで放送されることが決定した。第1作と同じく主人公は小学生の八神太一で、その仲間とパートナーデジモンによる新しい物語となり、シリーズ初代の20年ぶりのアニメ化。時代背景も考慮しながら、デジタルワールドと現実世界がより近づいた“今”、完全新規ストーリーで届けられる。また、これにより同局の同枠で現在放送中の『ゲゲゲの鬼太郎』第6期は3月で終了する。

 『デジモンアドベンチャー』は、97年6月に発売し累計800万個以上販売した携帯ゲーム「デジタルモンスター」を発祥としたアニメ。異世界デジタルワールドに突如放り出された小学生の太一を含めた8人の“選ばれし子供たち”がデジモンと出会い、仲間とともに成長する過程を描いたストーリー。当時としては珍しい、インターネットやデジタル世界を舞台にした設定が話題となった。

 99年3月からフジテレビにてシリーズ1作目となる同作が放送開始すると、その後、『デジモンアドベンチャー02』(00〜01年)、『デジモンテイマーズ』(01〜02年)、『デジモンフロンティア(02〜03年)、『デジモンセイバーズ』(06〜07年)とタイトルを変えながら放送。海外でもヨーロッパ、中近東、東南アジア、北米、中南米諸国など58ヶ国でも放映されるなど高い人気を誇っている。

 また、映画化もされており、『サマーウォーズ』などで知られる細田守監督の劇場版『デジモンアドベンチャー』(99年3月)や『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』(00年3月)、高校生となった太一らを描いた元永慶太郎監督の全6章『デジモンアドベンチャー tri.』(15〜18年)が公開。さらに、大学生となった太一とアグモンの最後の物語となるシリーズ20周年作品の新作アニメ映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』が2月21日に公開を控えている。

 今回の新作アニメは、ネットワークが人間の生活に欠かせないものになった西暦2020年を舞台に、首都圏を中心に大規模なネットワーク障害が発生する。東京近郊に住んでいる小学5年生の太一が、停車できなくなった電車に乗っていた母と妹・ヒカリを助けるために渋谷へ向かうが、途中、太一を含めた“選ばれし子供たち”に突然、不思議な現象が起きてしまい、ネットワークの向こう側で無限の世界・デジタルワールドに放り出される…。そこで、パートナーデジモンたちと出会い、未知なる“アドベンチャー”に立ち向かうストーリー。

 第1作目と同じく太一、パートナーデジモンのアグモン、仲間の「選ばれし子供たち」などが登場。シリーズ全体で、中学生、高校生…と成長した太一たちが描かれることはあったが、今回は1作目を題材にしているため、再び小学生のころの姿を描く。また、作品の世界観も99年当時と20年の現在では、インターネットやその関連技術の発展で「デジタル」という言葉の印象も大きく変わっているため、その時代背景も考慮し、テレビシリーズで描かれた『デジタルワールドの冒険』と劇場版で描いた『現実社会とのリンク』によるリアルなネット社会の描写=“アクションとリアル”を両軸に据えた、20年経った今だからこそできる新しい『デジモンアドベンチャー』を描く。

 東映アニメーションの櫻田博之プロデューサーは「アニメの歴史に残る作品『デジモンアドベンチャー』が完全新作ストーリーの最新のアニメーションとなって、新たに放送されます! 少年・八神太一たちとアグモンたちデジモンとの物語が始まります。携帯、SNSなど今世界を席巻するネットワークを舞台に、かつてない大冒険! そしてネットワーク危機にひんした東京を救えるのか!? 新たな太一たちとデジモンの活躍、期待していてください!」とコメント。

 フジテレビの江花松樹プロデューサーは「1999年の第一作目放送から21年。“パソコン”“IT”“インターネット”…技術の発展で“デジタル”がより身近になった今、満を持してデジモンシリーズの最新作を放送します! 電子機器の暴走やフェイクニュース、大停電など…デジモンたちによって引き起こされるさまざまなデジタルクライシスに太一とアグモンたちが派手なアクションで立ち向かいます。2020年の“今”だからこそ描ける“新しいデジモンアドベンチャー”にご期待ください!」と呼びかけた。

 公開されたスタッフ情報では、『デジモンアドベンチャー』1作目のキャラクターデザインを務めた中鶴勝祥氏が、新作でもキャラクターデザインを担当する。なお、キャストは追って発表される。

■スタッフ情報
原案:本郷あきよし
プロデューサー:江花松樹(フジテレビ)、佐川直子(読売広告社)、櫻田博之・高見暁(東映アニメーション)
シリーズディレクター:三塚雅人(東映アニメーション)
シリーズ構成:冨岡淳広
キャラクターデザイン:中鶴勝祥
制作:フジテレビ・読売広告社・東映アニメーション

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