編み物で“ニャンダム”を生み出したママモデラー「私が一番ガンダムを上手く編めるんだ!」

編み物で“ニャンダム”を生み出したママモデラー「私が一番ガンダムを上手く編めるんだ!」

なみお氏が編んだ”ニャンダム” 制作・画像提供/なみお氏 (C)創通・サンライズ

ビグザムの見事な“ふくらはぎ”に魅了され、網タイツ+うさみみを施した「バニービグザム」を完成させたなみお(@wavemomchan)さん。ママモデラーとしてガンプラの制作に精を出す一方、ガンダムをモチーフにした編み物も展開。ネコ用、人間用の「ガンダムニット帽」をはじめ、数々の作品を生み出してきた。そのクオリティに海外からも制作のオファーが届いたという同氏に、制作の裏話を聞いた。

■ガンプラの箱で眠る愛猫を見て制作を決意

――そもそも、「編み物」にハマったきっかけは?

【なみお】もともと手先を動かすことは何でも好きでしたが、編み物だけは苦手でした。でも10年ほど前に、義母が自身で編んだとても素敵なベッドカバーを見せてくれて、それがきっかけになり、私も独学でかぎ針編みを学んで編むようになりました。
 小物やバッグ、帽子、テーブルクロスや洋服、編みぐるみなど、糸で編める物なら何でも編みました。たくさんありすぎて数えきれませんが、数百の作品は編んだと思います。

――「編み物」の魅力は?

【なみお】1本の糸とかぎ針さえあれば、平面から立体まで何でも作り出せるところですね。

――SNSで発表されているガンダムモチーフの素晴らしい作品の数々を拝見しました。そもそも、「編み物」で「ガンダム」という発想が出てこないと思うのですが、なぜ作ろうと思われたのですか?

【なみお】我が家のネコたちはガンプラの箱が大好きで、空き箱ができるとそそくさと入って寝始めます。それを見て、「ガンダムの帽子を被せたらかわいいだろうな」と思いました。ただ、布や紙で作ったものでは、頭部の曲線に対応しない。「じゃあ得意の編み物で!」と思いつきました。
 編んでみたらとてもかわいくて、人が被れるサイズも作ってしまえと思い立ちました。思い立ったらすぐ行動の性格なので、編み図を考えずに感覚でどんどん編み進めました。

――一番最初の“ネコ用”を制作する際、どのようなイメージを持って製作に臨みましたか?

【なみお】最初はアニメと同じく普通のヘルメットにしようと思いましたが、耳を出したほうがネコらしさが出るし、耳がレーダーになっているイメージで作りました。この耳が出る穴が一番苦労しました。
 でも、物陰に隠れて耳をピクピク動かしながら、飛び出すタイミングを見計らっているところを想像すると、ニヤニヤしてしまいます(笑)。

――完成したものをかぶせたときの、ネコのリアクションはいかがでした?

【なみお】「何だこれ?」というような、変な顔をしてました。

■海外からも問い合わせ殺到でガンダム人気を実感

――“人間用”の制作のきっかけは?

【なみお】ネコ用に編んだものがとてもかわいかったので、「人が被れるようなものも、絶対にカッコかわいく作れる!」と思いました。アムロのセリフではありませんが、「私が一番ガンダムを上手く編めるんだ!」と(笑)。

――名言ですね(笑)。制作の際、一番苦労したのはどんなところですか?

【なみお】ネコ用、人間用ともに、編み図(設計図)というようなものがないので、感覚で編みました。人間用で特に苦労したのは、土台となる帽子部分です。厚みをもたせるように編んだので、クタッとせず自立します。編み物、というより力仕事でした(笑)。そしてアンテナ部分はピンと伸ばすために、ワイヤーが入っているのですが、ワイヤーのために袋状に編んで固定しました。改めて思い返すと、全部ですね(笑)。

――制作後の反響はいかがでしたか?

【なみお】多くの方からたくさんの声をいただきました。温かいコメントが多く、ガンダムファン以外の方も楽しんでいただけたようで、とてもうれしかったです。

――海外からも絶賛の声が寄せられたそうですね。

【なみお】海外の方からもたくさんのお問い合わせをいただきましたが、一番多かったのは、「作り方を教えてほしい」というものでした。先にも記述しましたが、感覚で編んだので編み図がありません。それをお伝えして英語でお断りするのが本当に大変でした。改めて、ガンダムは海外でもとても愛されているんだと実感しました。

――ガンプラも含め、なみおさんの作品を拝見すると、「ガンダムをモチーフに立体作品を作る」ことへの楽しさ、喜びが感じられます。

【なみお】私の作品を見て、顔がほころぶ人がどれぐらいいるかしらと想像すると、とてもワクワクします。物作りをする人は、同じように思う人は多いのではないでしょうか。
 私は作るのも好きですが見るのも大好きなので、今後ガンダムを通してどんな作品が出てくるのか、とても楽しみにしています。

――今後、「編み物」で制作してみたいものはございますか?

【なみお】これまで、ガンダムやザク、ボールの編みぐるみ、ズゴックの手、マークIIのニット帽とマスクのセット、エンブレムの敷物、タペストリー、シャアのヘルメットなどなど、ガンダム関連のものをたくさん作りました。家の中のあちこちに飾ってあります。
 今後は、ザクのニット帽を編んでみたいですね。ガンダムとザクはセットというイメージがあるので。そしてもう一つは、プチッガイです。プラモデルでもいろいろな色のものがでているので、カラフルなものをたくさん編んで、並べてみたいですね。

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