歴史的“連載終了”に無事、花は飾れたのか!? 舞台版『こち亀』は、舞台版の往年のファンも納得する爆笑の仕上がりに!

歴史的“連載終了”に無事、花は飾れたのか!? 舞台版『こち亀』は、舞台版の往年のファンも納得する爆笑の仕上がりに!

舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』公式サイトより

 今月17日発売の「週刊少年ジャンプ」で、40年という長きにわたった連載を終了する『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(以下、『こち亀』/共に集英社)。

 その舞台版『こち亀』が今月9日から開演された。10年ぶり5度目の舞台化は、アニメ版でも両津勘吉を演じたラサール石井が脚本・演出・主演を務める一方、ジャンプファンを公言している乃木坂46・生駒里奈が、舞台オリジナルキャラ、謎の少女・サキ役で出演するなど、たびたび話題にもなった。

 そんな舞台版だが、往年のファンを楽しませるような演出も盛り込まれているのだという。8日のメディア向けのゲネプロを観劇したという演劇関係者がこう話す。

「実は、呼びこみのチラシなどにも記載されてなかったのですが、『こち亀』ではお馴染みの、4年に一度、夏季オリンピックの年にしか登場しない警官・日暮熟睡男巡査、さらに本田速人(声・家中宏)も、とある場面で声のみですが、出演したんですよ」

 さらに、「ジャンプ」つながりからか『ONE PIECE』のルフィを彷彿とさせるようなシーンもあるそうで……。

「声優の田中真弓の声で『俺が来たからには大丈夫だ! お前たちは俺の仲間だ! 両津勘吉頑張れよ!』というセリフとともに、“伸びた手”が見えるという演出もあったんです」(前出の演劇関係者)

 しかし、ネタはこれだけに尽きず、発表されているキャストにも“秘密”があったという。

「イケメン特殊捜査部隊『SOT』という5人組がいるのですが、この人たちも実は1人1人、『こち亀』に出演しているキャラクターたちに関係あるという設定もありました。ラサールも『こち亀』に思い入れがあるのか、メインどころ以外のキャラクターたちも登場させていて、『こち亀』リスペクトを感じました」(前出の演劇関係者)

 ラサール演出の舞台らしく“お約束“とばかり、「本田の声のみでの登場にラサールが『声だけの出演かー!』とメタ発言も恐れずセリフに入れ込んでいたり、各キャストのダンスはキレキレなのに合わせて、自身も還暦にもかかわらず、パンツ1枚の姿でダンスを披露したりと意外な部分のクオリティーも高い仕上がりでしたよ」と、楽しめる要素も多いよう。

 「こち亀」原作者の秋本治氏は連載は終了しても「機会があれば時々遊びにいくぐらいはいいかなと思ってます」とコメントしているだけに、両さんの姿をもう見ることができないということはなさそうだが、本舞台は今月25日の大阪公演が千秋楽。連載終了にしみじみとしつつ、“もう1つ”の両さんの勇姿を目に焼き付けてみてはどうだろうか。

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