上田麗奈フォトコラム・運河近くのアーティフィシャルなストリートで

上田麗奈フォトコラム・運河近くのアーティフィシャルなストリートで

REINA UEDA column [good colors] Photo-39-1

お絵かきと散歩が大好きな上田麗奈さんによるフォトコラム「この色、いいな」。上田さんがいろんな場所を訪ね歩き、おもしろい「モノ」や「コト」、そしてお気に入りの「色」を探します。

連載39回目で訪れたのは、天王洲アイルの倉庫街をリノベーションした“ボンドストリート”の周辺。運河沿いのプロムナードとも隣接した、おしゃれで開放的な場所です。

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整理整頓されていて温度が低いイメージの街並み。気取らずにありのままで歩けて、わたしはとても好きな街です。

広くてシンプルな場所は、実家の富山も思い起こせて、少し懐かしさも感じますね!

上田麗奈

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◇撮影を終えて

――東京湾岸のこのあたりは景観も良くて人気のエリアですが、連載でこういう場所を訪れるのは初めてですね。

上田:埋立地の独特の雰囲気がありますよね。土地ならではの文化を感じにくい場所といいますか……。

――良くも悪くも、人工的な雰囲気に包まれたところだと思います。

上田:その中でも、特にカチっとした良さが出ている場所だと思うんですよ。特に橋がある場所だとか、あのあたりってすごく整頓されていますから。雑念もそんなにないというか、さっぱりとしているイメージ。フラットな感じで、個人的には居心地の良い場所ですね。

――他にこの付近で気に入ったポイントはありますか?

上田:やっぱり青い花の模様の絵の場所ですかね。あのあたりはとても面白かったです。あとは色味が……青と黄色と緑の取り合わせが多かった印象ですけど、建物とか、人間の作ったものを含めて住みやすかったり、歩きやすかったりする環境を創っているイメージなんですよね。東京だと、自然にある草木ってそれだけを活かすにはどうしても物足りないじゃないですか。だからああいう、目に優しい色味の建物があると良い気分になりますね。

――白い大きな壁があったりしましたが、ああいうところに何かを描いたり置いたりしてみたくなりませんか?

上田:そういう欲がぜんぜんなくて。白いものは白いままにしておきたいんですよ。黒は黒にしておきたいし、特に何もいじりたくなくて。色味もシンプルなのが私の好みなので。新宿や原宿、渋谷、池袋みたいな、都会らしくキラキラとしていてカラフルなところと比べると、このあたりは人通りも多すぎないし、すっきりとしていて良いですね。

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