世界中のアニメファンが大熱狂!「GODZILLA 怪獣惑星」がフランスのアヌシー映画祭へ

世界中のアニメファンが大熱狂!「GODZILLA 怪獣惑星」がフランスのアヌシー映画祭へ

アニメーション映画「GODZILLA 怪獣惑星」の静野孔文監督と瀬下寛之監督が「アヌシー国際アニメーション映画祭2017」に登壇!

11月17日(金)に公開されるアニメーション映画「GODZILLA 怪獣惑星」の静野孔文監督と瀬下寛之監督、古澤佳寛エグゼクティブプロデューサーが、「アヌシー国際アニメーション映画祭2017」に登壇。現地からオフィシャルレポートが到着しました。

「アヌシー国際アニメーション映画祭」は、1960年にカンヌ国際映画祭のアニメーション部門が独立して始まった、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)公認の映画祭で、アニメーション映画祭としては世界最大規模。今年は6月12日(月)から17(土)まで、フランス・アヌシーで開催されています。

「GODZILLA 怪獣惑星」が招待されたのは、今後公開される長編新作の制作過程を発表する「Work in Progress」というプログラム。本作でダブル監督を務めた静野孔文監督と瀬下寛之監督に加え、古澤佳寛エグゼクティブプロデューサー(以下EP)が急きょ登壇しました。

現地フランスの司会者からの強いリクエストで、ゲストは「対ゴジラマーチ」を流しながら登壇することに。ヨーロッパ各地から集まったアニメーションファン約300人による大拍手の中、静野監督、瀬下監督、古澤EPによる「Work in Progress」が始まりました。

冒頭で「本作への関わり方」について質問された静野監督は、「自分の役割としてはゴジラの知識が少なかったので、少ない知識の中で観客の立場に立って、ゴジラを知らない人でも楽しめるように、そうした視点で参加しています」と答え、さらに瀬下監督は「アニメという文法に慣れ親しんだ方々にも観てほしいですね」と、アニメーションによって拡張可能なゴジラの世界への期待と想いを述べました。一方、古澤EPは「63年の歴史があるゴジラをアニメにするのはプレッシャーですが、おもしろい作品をみなさんにお届けしたい」と決意を語りました。

また、日本時間の前日に初解禁となったゴジラビジュアルをアヌシーでも披露。スクリーンに映し出されたビジュアルに会場のテンションはさらに高まり、司会者の質問も矢継ぎ早に監督陣へ。「歴代最大のゴジラをアニメーションで描くということですが、ビジュアルへのこだわりは?」と聞かれ、静野監督は「ストーリー開発から、丁寧に、徐々に議論してこの形になりました」といくつものプロセスがあった経緯を明かし、瀬下監督は「王道のものとは違うゴジラへ。とにかく筋肉質!」と特に足の筋肉がポイントである点を明らかに。さらに古澤EPは、「顔に関しても、このアングルからでは分かりませんが、正面からの見え方がこれまでのゴジラとは違うので、今後の情報に期待いただきたいですね」とゴジラの顔について言及し、まだ隠される謎をほのめかしました。

後半はQ&A コーナーへ。「監督ふたりの役割分担は?」という質問に、瀬下監督は「得意なことがちょっと違って、補完し合っています。どちらかというとSFとプロダクションデザインが得意な僕に対して、静野監督は非常にポップなストーリーと編集、素晴らしいカッティングをお持ちです。それぞれの得意ジャンルがあるので、それを活かしながらやっています」とエールを壇上で送りました。「ゴジラ映画を25本以上観ています!」という大のゴジラ好きのフランス人オーディエンスからは「どうやって、こんな壮大な世界観になったのですか?」という質問が。瀬下監督は「“人類のものでなくなった地球”という設定からどんどん世界観が広がっていきました」と初期構想を、静野監督は「虚淵さんのアイデアが素晴らしかったので、それを基に、どう世界観を映像化で組み立てていくか、そういうチャレンジができる作品でもあります」と虚淵玄さんへのリスペクトと本作への挑戦心を覗かせました。

イベントの最後は、ゲストによるフォトセッションを会場のオーディエンスとともに実施。ラストカットでは、300人の観客がゴジラを模したポーズで監督陣へ賛辞を送りました。大熱狂に包まれながら「GODZILLA 怪獣惑星」の「Work in Progress」は幕を閉じ、ゴジラのファン層の厚さを知ると同時に、アニメーションの可能性を再認識する貴重な機会となりました。

「GODZILLA 怪獣惑星」は、2016年に公開され、邦画実写映画で堂々の興行収入No.1(82.5億円)を記録した庵野秀明総監督作品「シン・ゴジラ」に続く“ゴジラ”作品。日本でアニメーションが初めて公開されてから100周年という節目の年に始動する、ゴジラ映画史上初のアニメーション企画です。

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