上田麗奈フォトコラム・古き良き時代の空気が詰まったビルディング

上田麗奈フォトコラム・古き良き時代の空気が詰まったビルディング

REINA UEDA column [good colors] Photo-40-1

お絵かきと散歩が大好きな上田麗奈さんによるフォトコラム「この色、いいな」。上田さんがいろんな場所を訪ね歩き、おもしろい「モノ」や「コト」、そしてお気に入りの「色」を探します。

連載40回目で訪れたのは、銀座の一丁目に建つ“奥野ビル”。竣工は1932年、昭和初期のたたずまいを今日まで残しており、現在でもアトリエやギャラリー、そして映画やドラマのロケ地などに使われている場所です。

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銀座のイメージが少し変わりました。

きらきらしゃらしゃらしているイメージから、もっと落ち着いて渋いイメージに!

こんなに歩きやすい場所だったとは…!

夜も素敵そうですが、個人的には、またお昼時に訪れて、さらにしっかりと街を見渡してみたいなぁと感じました。

上田麗奈

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◇撮影を終えて

――スマートフォンを片手にビルの中を歩き回っている姿が新鮮でした。

上田:そうですね。そもそも「この色、いいな」で色を探しているときのシーンってなかなか撮ってこなかったなぁという気がしていて。自分のスマートフォンを構えて持って歩き回っている様子を「こんな感じなんだよ」と見ていただけたら面白いかな、新しいかな、と。

――そういえば、これまでほとんど見せていなかったですね。

上田:公開している中でも何枚か、カメラを起動して構えている写真はあったんですけど、全部の写真で持っているのは初めてですよね。ちょうどカバーが映えるピンク色で、たまたま映えるような絵も描かれているので、渋い色が多い、古い建物の中だとよくマッチするんじゃないかな、と思って。

――この奥野ビルは、今ではギャラリーやアンティークショップとして使われている部屋が多いそうなんですが、独特の空気がありますね。

上田:ひとつのことに対してこだわりを持っている人たちが、それぞれの部屋に集まってきているという感じがして。やっていることはバラバラだと思うんですよ、眼鏡屋さんだったり、画廊が入っていたり。でも、どこかに統一感があるというか。

――きっと昭和初期のおしゃれでモダンな印象に魅せられる方が多いと思うんですが、そういう意志が集まって現在に残っているところなんでしょうね。

上田:銀座という場所にあるのもいいですよね。銀座ってきらびやかで、手に届かないような高級なものがいっぱい…みたいなイメージだったんですけど、ちゃんと古き良きものも残されていて、そこに銀座らしい品があって、それが面白くて。そういう目で見てみると、銀座には不思議な、面白い店も意外といっぱいあるんだなぁと気づけて、それを知る良いきっかけにもなったなと思います。

――後半はビルの中にある眼鏡屋さんを訪れましたが、上田さんって眼鏡は使うんでしたっけ?

上田:視力はそこまで悪くないんですけど、良くもないので、広いスタジオだと眼鏡をかけて画面を見て収録するようにしています。映画や舞台を観るときには絶対持って行きますね。赤い縁の、高校生の時に買ったもので、度がもしかしたらもう合っていないかもしれないんですけど(笑)。ふだんは裸眼で過ごしているので、少し度が入るだけで違うんですよね。

――そういえば眼鏡屋の店員の方はNewtypeの読者だそうで、「『サクラクエスト』観てます!」とおっしゃっていました。

上田:そうなんですね! きっと調べてくださったんですね、「『だんないよ』の人だ」って(笑)。ありがとうございます!

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