舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」、ついに開幕! 出演者・演出家のコメントも公開!

舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」、ついに開幕! 出演者・演出家のコメントも公開!

舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」より

2017年に第一弾が公開され、大ヒットを記録した舞台「文豪ストレイドッグス」。その第二弾公演「文豪ストレイドッグス 黒の時代」が9月22日(土)より開幕しました。初日前日には公開ゲネプロが行われ、織田作之助役の谷口賢志さん、太宰治役の多和田秀弥さん、坂口安吾役の荒木宏文さん、前作に続いて演出を手掛ける中屋敷法仁さんが今作への思いを語りました。

「黒の時代」編とは、原作及びアニメファンの間で熱狂的な人気を誇るエピソード。太宰治が武装探偵社に入社する前、ポートマフィアの最年少幹部だった時代の物語で、織田作之助、太宰治、坂口安吾がバーで語らう場面を起点に綴られていきます。

注目したいポイントは、背中で語る男たちを見せる「静」と、異能力を発動したときの激しくも研ぎ澄まされたバトルの「動」。そのコントラストが、キャラクターの魅力を際立たせるメインキャストと情景を豊かに描き出すアンサンブルチームによって、ステージ上に生々しく展開されていきます。

本公演は9月22日〜10月8日(月)までを東京・サンシャイン劇場にて、10月13日(土)〜14日(日)までを大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。また、全国映画館にて千穐楽ライブビューイングも決定しています。

【演出・中屋敷法仁さんコメント】

「黒の時代」は大人のムード漂う作品です。原作のテーマが奥深いので、演劇作品としてそれをどう見せるか試行錯誤しました。舞台の強みは空間を描けること。奥行きのある劇空間で魅せるということにこだわりました。まず俳優さんがすごく魅力的なので、音に光に衣装にと、いろんな演出をつけて。結果的に回し舞台を設置して、キャラクター同士の関係性を位置づけながら、360度全方位で芝居を見せるという手法にたどり着ききました。対して、バーのシーンでは、初共演という谷口さん、多和田さん、荒木さんの3人を泳がせてみたいという思いから、基本的には僕から演出をつけず生っぽく絡んでいただいています。舞台「文豪ストレイドッグス」という作品は、アニメ・漫画・文学作品、そして演劇という四方向の視点から楽しめる作品です。人間をいうものを深く描き出す物語ですので、ぜひ、俳優たちの生きざまを劇場でご覧いただければと思います。

【織田作之助 役・谷口賢志さんコメント】

ものすごいセリフ量とヘビィな展開なので、台本をもらったときには中屋敷さんや脚本の御笠ノ忠次さんの首を絞めてやろうか!と思いましたが(笑)、とても素敵な作品ができました。様々な感情に揺さぶられるので、通して演じるたびにバタンと倒れこんでしまうのですが、でも、そんなふうになれる作品に巡りあえたことが幸せだと思っています。「小説を書くということは、人間を書くということだ」という、とても好きなセリフがあるのですが、演劇も同じように人生を書くことだと思いました。また、作中のバーのモデルになっている実在のバー「ルパン」に多和田くんと荒木くんと伺えたことも効いていますね。実際にあのカウンターに3人で座って味わった空気。それを舞台上に再現できたらと思います。「黒の時代」編は、エピソード0です。前作を観ていなくても楽しめますので、ぜひ劇場に足を運んでください。心よりお待ちしております。

【太宰治 役・多和田秀弥さんコメント】

劇場の板の上に実際に立ってみて、「文スト」の世界観がより濃く増して感じられました。前作から引き継がれていることですが、アンサンブルダンサーのみなさんがつくりだす空気感というのも舞台版「文スト」の重要なポイントですね。たとえば、風を表す動きや小物の動きも、指先まで使ったダンスで表現されています。「黒の時代」編では、その後の太宰につながる18歳の太宰をしっかり生き抜かなければと背負ってもいたのですが、谷口さん、荒木さんという背中を預けたくなる先輩が目の前にいますので、気負いすぎず自由にのびのびと演じられたらと今は思えています。今回の太宰はずっと片目に包帯をしているのですが、これも今作を表現する大事なアイテムですね。そんな前作との違いや、このシーンがあそこにつながっていくんだという点など、いろいろ発見していただけたら嬉しいです。

【坂口安吾 役・荒木宏文さんコメント】

稽古時から舞台装置の準備をしっかりしてくださっていたので、キャストとしても余裕をもって芝居に集中できたゲネプロになりました。ここから公演を重ねて、より深く表現を模索していけたらと思っています。中屋敷さんの演出はとてもお客さんに親切だと思います。セリフでははっきり語られていないことに関しても、セットや照明、演出効果にいろんなニュアンスを忍ばせてくれている。答えを提示するのではく、観た人が自分なりの答えを見つけられるような演出になっているのが素晴らしいですね。この作品にはショーとしての楽しさはもちろん、文学的な深みがあり、それを演じられること自体が役者としてとても幸福なことです。原作を好きな方にも、初めて作品に触れる方にもいろんな発見があると思います。この空気感や匂いをぜひ劇場で味わってほしいです。(WebNewtype・取材・文:ワダヒトミ  撮影:阿久津知宏)

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