May'n「鯛使、たい焼き広めたいしっ!」第3尾!鯛使の夢がひとつ叶った日<後編>

May'n「鯛使、たい焼き広めたいしっ!」第3尾!鯛使の夢がひとつ叶った日<後編>

浅草にて

ボーカリスト・May'nさんが、歌うことと同じくらい大好きなもの――それは、たい焼き!

たい焼きオンリートークイベントを開催するなど、「たい焼き親善鯛使」としても活躍するMay’nさん。その想いはたったひとつ。

「たい焼きのすばらしさを、もっとみんなに知ってほしい!」

――その想いを伝える連載の“第3尾”は、たい焼き激戦区・浅草の5店を食べ歩き! さすが日本の伝統が集まる街、たい焼きにもこだわりの名店が集結。May'nさんと同じくたい焼きを愛する店主たちとつながり、鯛使の輪が大きく広がるロケでした!

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前編から合わせると4軒目となるお店が「たい焼 写楽」。ここが、浅草では一番の老舗であり、有名店。以前ブティックを経営していたというおしゃれで気さくなご主人が、「今日は何件まわってきたの?」と口火を切ると、「4軒ですけど、まだまだ食べられます!」とやる気全開のMay'nさん! さらに、「天然ものを焼いたことがあります。家にもあります」と言うと、「すごいねぇ」とご主人。「私、親善鯛使なんです。歌も歌っていますっ」と、アピールも忘れません♪

焼き上がりを待つ間、ご主人から手渡された焼き型を顔にかざすMay'nさん。熱すぎても冷めすぎてもダメで、こうやって顔で温度を測るのがプロの技。それをナチュラルにやってしまうMay'nさんも、かなりの域だと言えそうですが……。とはいえ、職人のように片手でひょいっとひっくり返すのは、やはり重くて難しい様子。「一日中、暑い中これをやるなんて、職人技ですよね!」と、またしてもMay'nさんの目に尊敬の光が灯ります。

「どのくらい修行したんですか?」「なぜ浅草を選んだんですか?」などなど、素直な興味をご主人にぶつけ、会話が弾んでいるうち、完成!

天然ものの一丁焼きということで、両手の楕円を作り、天然ものの見極め方法を伝授したところで、パクッとひと口。「んん〜〜! おいし〜〜〜!」顔中からハートマークが弾けたような笑顔に、感動が伝わってきます。「この生地は、他にはあまりないですね。昔と現代の間、“モダンたい焼き”というか。天然ものは、焦げの苦みがシブい魅力ですが、渋さが苦手な若い子、小学生男子もおいしく食べていただけると思います。小豆にぴったりのこの生地が、くどくない、甘ったるくない! だからぺろっと食べられちゃう。一匹以上食べられます!」と、コメントにも感動がこもります。

店主が「あんこは甘さ控えめで、生地には何も入れてない。生地を甘くすれば長持ちするし、あんこの味でごまかせちゃうけど、それはしたくなかった。生地(の味)が残らないのが好きだから」と語ると、「私もです! こちらのたい焼きは冷めてもおいしそう。それもこだわりがあればこそですよね?」とさらに問いかけるMay'nさん。すると店主は、「常連さんで、冷めたほうが好きだと持ち帰る人も多いよ。元々このあたりには花柳界があって、観光客向けのお店と違い、芸者さんがお土産で買っていくから、本当においしいものでないと認められない。やっぱりひとつひとつ、自分なりにこだわるよね」と、作り手の想いをあふれさせます。それぞれのお店のこだわりを引き出すのも、鯛使の力ですね!

また「写楽」は、テレビで紹介された小豆シェイクも有名。「不思議ですけど、“濃厚さっぱり”という言葉がピッタリ。めっちゃおいしい!」と、こちらも感激した様子でした。

いよいよラストのお店、「浅草 忍者たい焼」へ。“忍者たい焼”に“ネクたい焼”、味は“みそバターあん”など、変わり種がそろう話題のお店。開口一番、「ネクたい焼、かわいい〜」とMay'nさんが言うと、若い店主が、「実は、『ネクたい焼』は『マクロスF』から生まれたんです。映画で鯛の形をした携帯電話が出てきて、ダジャレから作ったら面白いんじゃないかと。その後、ネクタイをつけた時にそれが尻尾のように見えて、『これはイケる!』と確信しました。『マクロスF』がなかったら、うちのお店はありませんでしたね」と、衝撃の告白! そもそも、シェリルがたい焼き型の携帯を使用しているのは、May'nさんがたい焼き好きだったことがきっかけ。そのことを店主に明かすと、「じゃあ、May'nさんがこのお店を作ったようなものですね! そんなMay'nさんに来ていただけた今日は、記念すべき日です!!」とお互いに感動! May'nさん自身も、「鯛使が実った!」と、感激ひとしおの瞬間でした。

そんな記念の1尾を、いよいよ実食。看板メニューである「忍者たい焼」は、表が刀、裏が「浅草」の文字。「ネクたい焼」の裏は「洗濯禁止」のマーク付きと、遊び心たっぷり。この表裏が違うたい焼きは、May'nさんの注目ポイントでもあります。「諸説ありますが、雄と雌が合わさってできるのが、昔ながらのたい焼き。柄が同じでも、表裏の大きさが微妙に違うんです。このたい焼きが裏表違うことに、グッときます!」。

食べた感想は、「パリッ、カリッ、どら焼きのようなもっちりふわっとした甘めの生地。スイーツ感もあり、幅広い層に好かれそう!」。生地の甘い香りを感じ取り、「生地に甘さを足しているんですか?」と聞くと、はちみつが入っていると店主。「だから、焦げ目がいい感じにつくんですね。ホットケーキのような匂い!」。店主の「分量は試行錯誤で、今も日々研究を続けています」との言葉に、「おいしい店はどんどんおいしくなっていく。終わりはないんですね!」と嘆息するMay'nさん。「焼いているのが楽しいし、研究するのが使命だと思っていますから」と、たい焼きにかける思いを語る店主でした。

インパクト重視と思われがちな、みそバターあんにも、店主の思いはぎゅっとこめられています。「バターがまろやかで、しつこくなく、おいしい! みそバターあん好き〜!」とMay'nさんが堪能していると、「甘じょっぱい味は、日本人は絶対好きだと思ったので、100種類を超える分量を試しました。でも、お菓子の味っぽくしないよう、苦労しましたね。ただの変り種ではなく、定番にしたい、食べつづけられるものにしたいんです。そしてやるなら、絶対あんこで、と思っていました」と熱弁する店主。「だから、どこか懐かしい味なんですね。ポップさと渋さの融合です!」とMay'nさんも納得。店主が「何より、May'nさんに褒めてもらえるのが嬉しい」と感激すると、May'nさんは「こんなサービス、めったにないんだからねっ!」とシェリルの名セリフで返し、感動を上乗せしたのでした。

「たい焼きを最初に見た明治の人は、鯛の形に感動したはず。見た目を楽しむのは、たい焼きの伝統の精神なんです」と、店主。ただ奇をてらっただけではない、たい焼きの精神に、May'nさんも「泣いちゃう!」と大感動!

また、この店で働いていた女性スタッフもシェリル以来May'nさんのファンだそうで、「いつかこのお店に来てくれないかな〜と話していたので……夢は叶うんだと、今日、知りました!」と涙ぐむ姿に、「私こそ、そう言っていただくのが夢でした。鯛使の夢がひとつ叶いました!」とMay'nさん。もっともっと鯛使として頑張って、夢をかなえていきたい……そんな思いが新たになった、浅草の旅でした!

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