目指せゼロ話切り撲滅!秋アニメPV52本一挙上映イベントが開催

目指せゼロ話切り撲滅!秋アニメPV52本一挙上映イベントが開催

「僕たちは新作アニメのプロモーション映像を3時間かけて一気観したらどのくらい続きを観たくなるのだろうか?」こと「0話切り撲滅委員会」が9月27日に開催されました

9月27日(火)、東京・神楽座でイベント「僕たちは新作アニメのプロモーション映像を3時間かけて一気観したらどのくらい続きを観たくなるのだろうか?」こと「0話切り撲滅委員会」が開催されました。

このイベントはアニメファンを迎え、52本にも及ぶ10月開始アニメのPVをイッキ見しつつ、合間に関係者やスタッフによるトークも聞けるというもの。これにより1話すら観ずにアニメの視聴を断念する”0話切り”を撲滅し、さらに、予習しなければ観なかったかもしれない注目作を見つけようという趣旨です。

ラグビーアニメの「ALL OUT」から始まったPV上映は、当初こそ緊張気味なのか会場の反応が薄かったものの、さすがに集まったのはアニメの大ファンばかり。イベントが進むにつれ、女性アイドルアニメ「アイドルメモリーズ」で謎の仮面男が現れて爆笑したかと思うと、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2シーズン)」や「3月のライオン」「響け!ユーフォニアム2」といった期待作が登場すると感嘆の声が漏れるなど、どんどんヒートアップしていきました。

これは登壇者も同様で、ニッポン放送の吉田尚記さんが「(「クラシカライド」に対して)NHKなのに杉田智和さん出られるんですね」「(「TO BE HERO」でイケメンとブ男を演じる津田健次郎さんに対して)あの人、イケメンだけど面白いことしかしようとしないから」と、いつもの名調子で会場を沸かせると、ゲーム好きの女優・タレントの結さんは「あおおに〜じ・あにめーしょん〜」や「学園ハンサム」といったゲーム発のアニメを詳しく解説するなど、両司会者もノリノリ。

登壇者は2人だけでなく、メディア関係の識者やアニメのスタッフも登場。「ユーリ!!! on ICE」に「男から観てもエロい」(元アニメ!アニメ!編集長の数土直志さん)、「3月のライオン」に「将棋のルールはわからないけど観たい。ラグビーのルールもわからないけど(笑)」(Anime Now!編集長のRichard Eisenbeisさん)といったコメントがあったかと思えば、「ブレイブウィッチーズ」宣伝担当の西山洋介さんが「軍事モノのアニメは多いけど、KADOKAWAは制空権を譲るつもりはない!」と宣言するなど、秋アニメが怒涛のように紹介されていきます。

見どころ、語りどころのあるPVが続きましたが、特に会場のファンのハートを鷲掴みにしていたのが、「学園ハンサム」と「競女!!!!!!!!」の2作品。

結さん曰く“同人ゲームの黒船”という「学園ハンサム」は、女性向けの同人アドベンチャーゲーム発でクラウドファンディングによって作られたおかげか、そのローファイ感が魅力。そして何より目立つのが、登場キャラクターの尖りまくった“アゴ”。ゲストとして登場したプロデューサーの東北ペネット・馬場園さんも「アニメということで、ゲームではあった殺人ネタなどはせずに一般受けを狙った」「アゴも伸びたり縮んだり」といった名言を連発し、会場の笑いを誘います。

「競女!!!!!!!!」は週刊少年サンデー(小学館)で連載されている、水着姿の女性が胸や尻で戦うというマンガが原作。この情報だけではただのお色気アニメを想像してしまいがちですが、「尻数の多さ」「尻力」などの脱力ワードがインパクト抜群。その一方で「作画がめっちゃいいな!」(吉田さん)、「スポ根過ぎて欲情できるか、わからないレベル」(結さん)との声があったように意外に熱血っぽさも垣間見え、Richardさんも「さすが日本ですね」とコメントするばかりでした。

ゲスト登壇者の力で注目を集めたのが、「ウルトラマン」の怪獣を美少女化したショートアニメ「怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜」。この日の登壇者で唯一の監督にして、前日にPowerPointによる資料を作ってきた芦名みのるさんは、同作が0話切りされそうな3つの理由とその実情をプレゼン。「Flash制作アニメは動かなさそう」という懸念に「『ブブキ・ブランキ』ほどじゃないけど、それなりに動く」と語るなど、開けっぴろげなトークで、同作の魅力を大きくアピールしていました。

2時間30分にわたってすべてのPVを観終えた司会の2人は「今日のイベントがなかったら『学園ハンサム』を観ることはなかった」(吉田さん)、「(「信長の忍び」に対して)大地監督っぽさがよかった!」(結さん)ととても満足げ。さらに吉田さんの「次回もやりましょう」の声に満場一致の拍手が送られ、大きな達成感のなかイベントは終了しました。

なお、Twitterで「#つづきみ」を検索すると、イベントの参加者や視聴者の感想、「どのアニメを見ようと思ったか」などを見られます。またYouTube Live(AniChan)やDAISUKI.netではアーカイブ放送も。これらをチェックしながら、2016年を締めくくる秋アニメをこれまで以上に楽しみましょう!【取材・文=はるのおと】

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