上田麗奈フォトコラム・懐かしくて不思議なアートギャラリーで

上田麗奈フォトコラム・懐かしくて不思議なアートギャラリーで

REINA UEDA column [good colors] Photo-24-1

お絵かきと散歩が大好きな上田麗奈さんによるフォトコラム「この色、いいな」。上田さんがいろんな場所を訪ね歩き、おもしろい「モノ」や「コト」、そしてお気に入りの「色」を探します。

連載24回目に訪れたのは、中学校の校舎を改修して作られたアートセンター“アーツ千代田3331”。芸術の秋にふさわしいスポットを探検気分でめぐります。

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少し控えめでサラッとしていて、だけど深みがあって…。本当は身体の中にたくさんエネルギーを詰め込んでいるような、眠っている火山みたいな色ばかりでした。どこを歩いていてもわくわくしていました。

上田麗奈

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◇撮影を終えて

――中学校の校舎を改修したアートセンター、という風変わりな場所での撮影でしたが、訪れてみてどうでしたか?

上田:現実と非現実が混じり合っていてとてもロマンチックだなぁ……という印象を抱きました。なんだか学生の頃に戻ったような感覚もありましたが、懐かしさを感じる「学校」の中に、新しさを感じさせるアートがいたるところに織りまぜられていたので、不思議と異空間に連れてきてもらったような気持ちにもなりました。

――特に印象に残った展示物を挙げるとすると?

上田:白黒の、もやっとした、輪郭がはっきりしないようものに惹かれるようで……。大きな白黒の写真や、窓にはりつけられた黒いもやもやしたもの達を見つけた時は、とてもうきうきしました。今にも溶けて無くなりそうな、繊細なものに感じました。

――ご自身が学校に通っていた時に好きだった場所や、思い入れのある場所などはありましたか?

上田:誰もいない、静かで、少し暗いような場所が大好きなので、体育館のステージ袖とか、誰もいない非常階段とか、中庭の隅っことか、授業中に抜け出して入りびたる部室とか、戸締りをする直前の図書室とか、夜の美術室とか、そういう場所が憩いの場でしたね。

――ところで今回が上田さんにとって大きなトピックとなるアーティストとしてのソロデビュー発表後、初の更新となります。発表を終えての現在の心境はいかがですか?

上田:発表を受け、自分の中でより現実味が増した感じがしました。音楽は自分にとってはすごく遠い存在だったのですが、音楽をちゃんと好きになりたい! と思いましたし、しっかり向き合うことで、今まで感じられなかった感覚や感情に出会いたい! と思いました。力を合わせたり、力を貰ったりしながら、一生懸命つくっています。毎回自分自身の今を残せるような活動にしていきたいです。

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