JAXA宇宙飛行士・金井さんはかなりのオタク?Twitterの「アニメ名言」に注目

JAXA宇宙飛行士・金井さんはかなりのオタク?Twitterの「アニメ名言」に注目

記者会見て?の金井宇宙飛行士(Image Credit:NASA)

 2017年12月17日、ソユーズMS-07で国際宇宙ステーション(ISS)に向かったJAXAの宇宙飛行士、金井宣茂さん。実はTwitterで時々アニメの名セリフをネタにしたツイートをしているのをご存知でしょうか?

 宇宙飛行士は自分のTwitterアカウントを持っており、仕事の様子や日常についてツイートをしています。以前、国際宇宙ステーション滞在中に油井亀美也さん(@Astro_Kimiya)が無重量状態での動き方について、『機動戦士ガンダム』のモビルスーツ理論であるAMBACは理にかなっている、というツイートをして「宇宙飛行士がアニメのネタをつぶやいてる」と話題になりましたが、金井さんも負けてはいません。打ち上げ直前、自身のアカウント(@Astro_Kanai)で様々なアニメの名セリフをネタにしたツイートをしています。

 バイコヌールに到着して、最初のツイートが「フフ…この風、この肌触りこそバイコヌールよ!」。『機動戦士ガンダム』第20話「死闘!ホワイト・ベース」で、白兵戦による突撃を仕掛けるランバ・ラルがつぶやく「フフ、この風、この肌触りこそ戦争よ」を元ネタにしたセリフです。

 なぜランバ・ラルかというと、金井さんが搭乗するソユーズが、ランバ・ラルのモビルスーツ、グフの型番と同じ「MS-07」だから。このため、ソユーズMS-07に乗り込んでの最終確認(フィットチェック)では、あの有名なセリフ「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」をネタにした「MS-06とは違うのだよ、MS-06とは!」とツイート。ご存知の通り、ザク(ザクII)の型番はMS-06です。


 ネタはガンダムだけかと思っていたら、打ち上げに向けて宿泊している部屋のベッドが、血液が頭の方に上がってくる無重量状態に適応しやすくなるよう、足の方を高くし、頭を低くなるように調整されていた、という様子を紹介したツイートでは「ロシアの宇宙医学は世界一ィィィ…」と、『ジョジョの奇妙な冒険』でのシュトロハイムの名セリフをネタにしています。

 しかもシュトロハイムが最初に「世界一ィィィ!」と言ったセリフが「我がドイツの医学薬学は世界一ィィィ!」なので、ネタの被せ方が適切過ぎて、かなり原作を読み込んでるんじゃないかという感じ。

 そして打ち上げ前、最後のツイートになったのは「有名な旅人の言葉」を引いた、「長い旅に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ」というもの。あまりにもさりげない感じで、そのまま流してしまいそうですが、これは『ムーミン』のスナフキンが語った名セリフです。

 徐々にさりげなく、巧妙にアニメの名セリフをツイートするようになってきているので、これからの金井さんのアニメ名言をネタにしたツイートにも注目です。国際宇宙ステーションに到着して最初にツイートするアニメ名言は、一体どの作品のどんなセリフなんでしょう?

 金井さんだけでなく、金井さんとソユーズMS-07で国際宇宙ステーションに向かったクルーも、全員Twitterアカウントを持っています。

 ロシアのシュカプレロフさん(@Anton_Astrey)は元ロシア空軍のテストパイロット。ソユーズで無重量状態に入ったことを確認する「ゼロGインジケータ」は、シュカプレロフさんの娘さんお手製の、家の愛犬カーリー(プードル)のぬいぐるみだということを紹介しています。

 そしてNASAのティングルさん(@Astro_Maker)は元海軍のテストパイロットで、かつて海兵隊に出向していた際、岩国基地で勤務経験のある、日本とも縁のある宇宙飛行士です。

 また、すでに国際宇宙ステーションに滞在しているNASAのアカバ宇宙飛行士(@AstroAcaba)、ヴァンデハイ宇宙飛行士(@Astro_Sabot)もTwitterアカウントを持っているので、興味のある方はぜひフォローして、国際宇宙ステーションでの生活の様子を感じてみてくださいね。

Image Credit:NASA

(咲村珠樹)

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