京都アニメーション放火をうけて ファンが「今できることは」

京都アニメーション放火をうけて ファンが「今できることは」

京都アニメーション公式Twitterのスクリーンショット。

 2019年7月18日、京都アニメーション第1スタジオで建物火災が発生、中にいたスタッフ複数人が心肺停止状態(18日14時記事執筆時点)になっていることがTVや新聞などで伝えられています。現場で放火した41歳とみられる男性の身柄はすでに確保されていますが、世界中に衝撃が走っています。

 7月18日午前10半過ぎ、京都市伏見区にある京都アニメーション第1スタジオに男が押し入り、ガソリンのようなものを撒いて火をつけ、爆発的な火災が発生しました。男は現場で身柄を確保されましたが、本人も負傷して病院で手当てを受けており、警察もまだ事情聴取はできていないとのことです。

 このニュースは日本だけでなく、世界中に衝撃を与えました。高品質の作品を数々送り出してきた京都アニメーションに起きた悲しい出来事だけに、イギリスのBBC、アメリカのブルームバーグ、ロシアのスプートニク、中国の人民日報といった報道機関だけでなく、アメリカの「ハリウッド・レポーター」などショウビジネス業界のニュースを取り扱うサイトでも大きく報じられています。

 Twitterでは、アジアやアメリカ、ヨーロッパなど、世界各地のファンが「京アニどせ無事に!!!」などといった片言の日本語や、英語やフランス語、スペイン語などで京都アニメーションにお見舞いのメッセージを送っています。

 現在、ネットでは「義援金をおくりたい」「寄付をしたい」という声が散見しています。しかし、今後この声に便乗した詐欺行為が発生する可能性が十分考えられます。

 状況は少しことなりますが、過去には大地震が発生したわずか数時間後に、寄付を求める詐欺メールが無差別に送信される事態が起きています。今回の件も国内の注目度は高く、似たような詐欺の発生が大いに考えられます。今大事なのは、寄付や義援金を急ぐよりも、ファンならば冷静になりゆきをじっと見守る事。そして詐欺被害にあわないよう慎重に行動すること。これが最も大切なことだと思われます。

 まず現在、京都アニメーションは混乱のさなかにいます。被害の状況を確認し、そして多くのスタッフが犠牲になった悲しみを受け止めるまでに、かなりの時間がかかることでしょう。現在制作を進めていた作品についても、考えるのはそのあと、ということになります。

 とはいえ、ファンとして何かしたいという気持ちがあるのも事実。
 現在全国の劇場で「劇場版Free! -Road to the World- 夢」が上映中です。まずは作品のグッズなどを購入する、映画を見に行くなどの行動で京都アニメーションの力になるというのはどうでしょうか。

 ただし、京都アニメーション直営の「京アニショップ」では、この放火事件により、受注や発送事務作業が滞ることが予想されます。できれば京都アニメーションに負担をかけることなく、消費活動で支え、後日改めて公式のステートメントが出た時点で支援を行いたいものです。

<出典・引用>
ニューヨークタイムズ
BBC
スプートニク
ハリウッド・レポーター
※画像は京都アニメーション公式Twitter(@kyoani)のスクリーンショットです。

(咲村珠樹)

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