あのラストシーンがついに映像化!「フルーツバスケット」原作の高屋奈月総監修で全編アニメ化決定

あのラストシーンがついに映像化!「フルーツバスケット」原作の高屋奈月総監修で全編アニメ化決定

TVアニメ「フルーツハ?スケット」ティサ?ーヒ?シ?ュアル

 高屋奈月さんの名作「フルーツバスケット」が再びアニメ化。しかもあの感動のラストシーンまでの全編が映像化されることになりました。

 2019年にテレビ東京ほかにて放送が始まる新シリーズは、原作者である高屋奈月さん総監修のもと、完全新キャスト&新スタッフでの作品となります。これは高屋さんの「閉じた幕をもう一度開けたいというのならば、新しく、新しいすべてで世界を再構築してください」というリクエストによるもの。新たな「フルーツバスケット」の世界が幕をあけることになります。この発表に、世界中のファンから反響が寄せられています。

 1998年から2006年にかけて、白泉社の少女漫画誌「花とゆめ」で連載された「フルーツバスケット」(コミックス全23巻/愛蔵版全12巻)。2001年に大地丙太郎監督によりアニメ化(全26話)され、テレビ東京系で放送されました。この際には原作が連載中だったこともあり、物語は結末までは描かれておらず、またキャラクターの秘密が一部明らかにされないままとなっています。このため、ファンの間からは続編が期待されていました。

 その後、高屋奈月さんの画業20周年記念号となった2012年の「花とゆめ」24号で、最終回が応募者全員サービスの「音声入りまんがDVD」として“映像化”。ある種の区切りが付いた形になっていました。

 しかし、最終回に至るまでの過程、特に2001年のアニメ化当時に存在していなかったコミックス9〜23巻の内容も映像で見てみたいというのは、ファン心理としては無理もないこと。それが今回、全編アニメ化によって実現することになります。

 また、今回の全編アニメ化に際しては、スタッフ、キャストを一新。井端義秀監督のもと、本田透役に石見舞菜香さん、草摩由希役に島崎信長さん、草摩夾役に内田雄馬さん、草摩紫呉役に中村悠一さんという主要キャストが発表されています。制作はトムス・エンタテインメント。




 原作の高屋奈月さんは今回の全編アニメ化について、次のようにコメントしています。

「まず初めに。

発表の日をこうして迎えられたこと、心からおめでとうございます。
私は原作者ではありますが原作者でしかありませんので、実際にアニメを制作されている制作関係の皆様方の頑張りがようやっと認知されるのかと思うとホッとしています。

さてこのお話を最初に頂いた時の感想なのですが。
飾りなくストレートに言えば、「あれぇぇぇぇ?」でした。

なぜかというと……少し長い話になるのですが……私事ながら画業20周年を迎えた頃に戻ります。
その際、フルバ最終回のボイスコミックDVDを作って頂けました。
(全員サービスですので発売はされていません)

同封された冊子のコメントを引用〜
――
画業20周年にあたって、何かやりたいこと、したいことはありませんか?と担当さんにきかれても「いやいいよ、特にないよ」ばかり言っていたんですが、ふと。
「フルバの最終回を音付きで、声付きで、Forフルーツバスケットが流れてさ、そんなの読んで(聴いて)一人で号泣したいわぁ」……なんて話を何の気なしに、その場限り、荒唐無稽の夢物語のつもりで話したのがきっかけでした。
(中略)
……フルバを描いていた頃も、嬉しい事や楽しい事はあったようにつらい事やかなしい事もありました。「もうフルバを描くのはやめたい」と泣いた時もたくさんありました。
(中略)
だからこそ。
今回でもう一度、フルバの最終回を今度はゆっくりとした気分で、改めて本当に、ようやく、最終回を迎える事ができるような、肩の力を抜く事ができるような、そんな気持ちになるのです。
――

……このように、まさに、これでようやっと気持ちに区切りがついたような、幕を閉じられたような、万感の思いになれました。
その後、愛蔵版が発売されるのを機に、ようやく子ども世代を描ける心持ちにも
なれました。

………で。冒頭に戻るわけです。
「あれぇぇぇぇ?幕閉じたのに開いちゃうのぉおお?(笑)」と。
嫌だとかやりたくないといったネガティブな感情は一切無かったんですがとにかく「あれぇぇぇぇ??」でした(笑)。

ですので、一番最初にいくつかの要望をだしました。
その中のひとつは、すべて新しいメンバーで作ってください。です。
すべて。すべてをです。
閉じた幕をもう一度開けたいというのならば、新しく、新しいすべてで世界を再構築してくださいと。
もうひとつは、絵を私の絵に寄せないでくれ。ということ。
これはもう単純に私の絵は古いし、病気をした事もとても大きいですが(詳しいことは愛蔵版のあとがきに書いたので良かったら)絵のブレが酷かったので、それも新しく再構築してほしかったのです。

あとは…まぁ細々言ったり好きにしていいと言ったり様々ですが、私の要望をきちんと受け止め応える努力をして下さる制作関係者の皆様方には本当に感謝しております、改めてありがとうございます。」

 一度ちゃんと完結した作品だけに、また新しい気持ちで作って欲しいという原作者としての気持ちから、今回の新スタッフ、新キャストによるアニメ化へと至ったという訳です。ファンの間では、もちろん「堀江由衣さんの透がいい」という声もありますが、新しい「フルーツバスケット」の世界を映像で見られるということに期待を寄せるファンの声も。

 名作とされる作品は何度も映像化され、そのたびに新たなスタッフ、キャストとなることもしばしば。実写では川端康成の「伊豆の踊子」が吉永小百合さんや山口百恵さん、松田聖子さんらによって演じられてきましたし、アニメでも「サイボーグ009」や「ゲゲゲの鬼太郎」、「ドラえもん」(1973年の最初のアニメ放送時でもドラえもん役が途中で交代)などでの名作が、スタッフやキャストを変えた形で映像化されてきました。連載が完結して13年後に再びアニメ化される「フルーツバスケット」も、世代を超えた名作として、新たな歴史をつむいでいくことになります。

 また、2019年3月16日には、千葉県の幕張国際研修センターでアニメ化決定記念イベントが開催決定。
石見舞菜香さん、島崎信長さん、内田雄馬さんらによるトークショウが行われます。公演は昼と夜の2回で、チケットは全席指定で税込6800円。公式HP1次先行申し込み受付が11月20日18時〜12月2日23時59分に行われます。

 11月20日に公開されたTVアニメ「フルーツバスケット」公式サイトでは、ティザービジュアルに草摩一族ならではの仕掛けがあるのでこちらにも注目。最新情報は公式Twitter(@fruba_PR)や公式Instagram(@fruba_pr)でも随時発信予定です。

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
情報提供:エイベックス・ピクチャーズ株式会社

(咲村珠樹)

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