ノートルダム大聖堂のデータを持つ「アサシン クリード ユニティ」が1週間無料ダウンロード可能に

ノートルダム大聖堂のデータを持つ「アサシン クリード ユニティ」が1週間無料ダウンロード可能に

画像:UBISOFT「SUPPORTING NOTRE-DAME DE PARIS」より

 2019年4月15日18時30分(現地時間)に出火した突然の火災に見舞われた、パリの世界遺産ノートルダム大聖堂。「私たちのレディ」という意味を持つパリを代表する教会であり、パリ市民だけでなく世界中の人々が焼失の悲しみに打ちひしがれています。そんな中、フランスのゲーム開発会社ユービーアイソフト(UBISOFT)は、大聖堂の再建資金として50万ユーロ(約6320万円)を寄付すると発表しました。同時に、せめてゲームの中ででも大聖堂の美しさと荘厳さを感じてもらいたいと、ノートルダム寺院をはじめパリの街が精細なCGで再現されているゲーム「アサシン クリード ユニティ」のPC版を1週間無料で配布するとしています。

 1160年に当時のパリ大司教モーリス・ド・シュリーの発願で建設が始まり、1260年に一応の完成をみたノートルダム大聖堂。酸性雨の影響でダメージを受けた表面の石灰岩などの補修のため、2014年からフランス文化省によって進められていた修復工事中、2019年4月15日夜に発生した火災では、19世紀の修復工事でウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュクの設計で復元された尖塔と、オーク材でできた屋根部分が完全に焼け落ちてしまいました。消防隊の奮闘によって、ゴルゴダの丘に磔にされたイエス・キリストの頭にあったとされる「いばらの冠」をはじめとした多くの歴史的遺物は救出されましたが、建物と一体になった多くの彫刻やステンドグラスのほとんどは失われています。

 多くの人々がこの悲劇を嘆く中、フランスのマクロン大統領はいち早く大聖堂の再建を表明。世界中から再建に向けての寄付や協力の申し出が相次いでいます。この動きに、フランスの世界的ゲーム開発会社であるUBISOFTも呼応。再建資金として50万ユーロ(約6320万円)を寄付すると発表しました。また、再建までの間にノートルダム大聖堂の荘厳な美しさを感じてもらいたいと、ノートルダム大聖堂をはじめとした中世パリの街が登場する「アサシン クリード ユニティ」のPC版を1週間無料で配布することも発表しています。

 期間は各現地時間の2019年4月17日23時から、4月25日の16時まで。ゲーム内に高精細な3DCGで再現されたノートルダム大聖堂で、往時の雰囲気を味わうことができます。配布はUBISOFTの「アサシン クリード」公式サイト特設ページのほか、Ubisoftストアから直接ダウンロードすることができます。ダウンロードは無料ですが、利用にはユーザー登録が必要です。

<参考・引用>
UBISOFT 2019年4月17日発表「SUPPORTING NOTRE-DAME DE PARIS」

(咲村珠樹)

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