「スーファミ」「ファミコン」「ゲームボーイ」をロボット模型で表現 かつての子ども達がホイホイ集まる事態に

「スーファミ」「ファミコン」「ゲームボーイ」をロボット模型で表現 かつての子ども達がホイホイ集まる事態に

懐かしのゲームハード「スーパーファミコン」「ファミコン」「ゲームボーイ」を「メカトロウィーゴ」「なっちん」「ガチャーネン」で再現!

 子どものころ、夢中になったおもちゃやゲームに、大人になって再び出会って興奮する。そんな童心に返る経験をもつかたは多いのではないでしょうか。

 Twitterでは様々な投稿がきっかけで、「○○代ホイホイ会場」になるのですが、先日もある投稿が“ホイホイ会場”となり、タイムライン上を賑わせました。

 「次は64を作りたいなぁ。それかバーチャルボーイ」

 「火付け役」となった投稿者は、Twitterユーザーのだいやきさん。何かを作り上げたかのような報告ツイートなっていますが、だいやきさんが投稿した写真には、任天堂の往年のゲーム機「スーパーファミコン」「ファミコン」「ゲームボーイ」をモデルにしたロボット模型が写っていました。

 しかも、使用したプラモデルの原型も残しつつ、一度でもゲーム機に触れた方が、「こ、これは!」と反応してしまうようなクオリティの再現度でもあるんです。

 ちなみに原型となったプラモデルは、静岡県にある模型メーカー「ハセガワ」が展開している「メカトロウィーゴ」のプラモデルシリーズ。メカトロウィーゴはモデリズムの小林和史氏が生み出したロボットキャラクターで、愛好者の間ではプラモデルに様々なアレンジ加工を施すことが人気となっています。

 だいやきさんも、自身のTwitterのプロフィール欄に「メカトロウィーゴに入沼」と記載するくらい、“ウィーゴ沼”にどっぷりハマっているほどの人物。

 今回の作品も「ふとメカトロウィーゴを幅広に加工している時に、形がスーファミ(スーパーファミコンの略称)に似ているなと思って。その流れで、ソフトやコントローラー等の配置もすんなりイメージすることが出来たので、まずはこれを作成したんです」とのこと。愛好者だからこその気づきが、作るきっかけとなったそうです。

 とはいえ、「ロボットがゲーム機のコスプレをしているような雰囲気を出せたら」という点も意識して制作しているとのこと。

 そして「スーファミウィーゴ」に手ごたえを感じて、「ファミコン」や「ゲームボーイ」も作ったのかなと思いきや、実はファミコンもふとしたことだったそう。

 「ファミコンは『なっちん』の四角の肩パーツが左右2か所あって、他の配置やなっちんのそもそもの形状がファミコンに似てるなと思って作ったんです。スーファミからの流れではないんですよ(笑)」

 何という偶然。だいやきさんが語った「なっちん」というのは、こちらも同じく静岡県にある模型メーカー「エムアイモルデ」が展開しているプラモデルシリーズ「チョイプラ」の、陸上自衛隊07式戦車のニックネームのこと。

 「戦車」といいながらも、上腕部の盛り上がった形状で直立しているのが「なっちん」の特徴なんですが、肩の部分をファミコンのコントローラーに結び付けるなんて……すごい着眼点。しかも、完成した「ファミコンなっちん」は、双方の特徴を上手く残した作品となっており、これまたニヤリとせざるを得ない逸品となっています。

 「これはきっとゲームボーイも何かあるんじゃないか!?」と、筆者は少々わくわくしながらだいやきさんに聞いてみたところ、

 「いや、ゲームボーイはさすがに意識して作りました(笑)」

 とのこと。こちらは、大阪府にある模型メーカー「海洋堂」より展開するプラモデル「ガチャーネン」をベースに制作したそうです。

 ガチャーネンといえば、シュッとしたフォルムが特徴のパワードスーツですが、コクピットにあたるフェイス部分をゲームボーイの液晶部分に見立てて、ボタン配置も再現しながら白とグレーに塗装するとあっという間に「ゲームボーイガチャーネン」に。手元には世界中のゲームボーイプレイヤーがお世話になった電池に、ちょっと大きめな通信ケーブルも配備。さらにはソフトの差込口も再現と、細部にわたる細かいディテールにこれまたニヤリとせざるを得ない作りです。

 そんな「スーファミウィーゴ」「ファミコンなっちん」「ゲームボーイガチャーネン」のスリーショット画像を納めただいやきさんの投稿には、筆者を含めた、かつての子ども達の「ホイホイ会場」に。しかも日本だけでなく、海外からも多くの方が「ホイホイ」されており、大盛り上がりとなりました。

 ちなみにだいやきさんは、歴戦のプラモデラーなのかと思いきや、実はまだプラモ歴は2年ほどなんだそう。せっかくなので、だいやきさんの思う「プラモの魅力」についても語ってもらいました。

 「模型の魅力は人によって完成形が異なるので、世界に一つだけの作品が出来るところがとても面白く感じます。作ってる途中もですが、作った後に眺めたり飾ったりするのもまた魅力ですね」

<記事化協力>
だいやきさん(@minosuke_11)

(向山純平)

関連記事(外部サイト)