トランプ大統領の「第二の国家の歌詞を忘れてハミングする動画」が、笑いネタに!

トランプ大統領の「第二の国家の歌詞を忘れてハミングする動画」が、笑いネタに!

人間やばいときほど笑顔になるからね

 就任以来、問題発言の多さと極端な外交姿勢で物議を醸しているトランプ米大統領。過去には、ハイチからの移民を「全員エイズ患者だ」、ナイジェリアからの移民については「(一度米国に来たら、二度と)掘っ立て小屋に戻らないだろう」と侮辱的な発言を放った。また中東・アフリカのイスラム圏6カ国の国民の入国などを禁じる大統領令も、米国内外から大きな非難を受けた。不支持層には徹底的に嫌われており、トーク番組やバラエティ番組でも言動をネタにされることが多い。

 そんなトランプ大統領は先日、アメリカの国技ともいえるアメリカン・フットボール(NFL)の優勝チームをホワイトハウスに招待するという恒例行事を取り消した。NFLでは2016年から選手間で「試合前の国歌斉唱で起立を拒否することにより、人種差別への抗議を表明する」という動きが広がり、大統領はこれを非難。反発したフィラデルフィア・イーグルスの選手がホワイトハウス訪問を次々と拒否し、それに怒った大統領が「国旗と国歌に敬意を示す式典にする」と予定を変更。軍楽隊の演奏でアメリカ国歌、そして“第二の国歌”として国民に愛され、NFL優勝決定戦「スーパーボウル」などで流れる「ゴッド・ブレス・アメリカ」を歌う、ガチガチの愛国式典を6月5日に開催したのだ。

 ネット上では選手の行動に対する賛否両論がぶつかり合い、不穏な雰囲気に。だが、大統領が「ゴッド・ブレス・アメリカ」を歌う映像が公開されると一気に空気が和んだ。動画の中で、大統領は隊員と共に勢いよく歌い出すものの、歌詞の一部を飛ばし、途中で口を閉じてしまう。頭を小さく振りながらリズムを刻み、再び勢いよく歌いだすが、またすぐに口を閉じ、観客にほほ笑みかけている。これを見て、「愛国心を訴える式典で、第二の国家の歌詞を忘れてハミングでごまかしているのが丸わかり!」と、ネット上にはおもしろがる声が噴出したのだ。

 国民的深夜トーク番組『ザ・レイト・ショー』でも、大統領に似たダミ声で「(平和の象徴である)鳩を食おうぜ〜! タイガーになろうぜ! ふふふ〜ん」「メラニアに会いたいよ、オレは年寄りでひとりぼっちだ」と、アテレコされた動画を放送。政治風刺ニュース番組仕立てのコメディ番組『ザ・デイリー・ショー』の公式Twitterでは、歌詞の「sweet」の部分の頭を歌えずに「wee(おしっこ)」になっていると指摘し、番組でも「たったの100年程度しか歌われていない曲ですから、仕方ないですよね」と強烈な皮肉をお見舞い。大統領に「フェイクニュース」だと名指しされたニュース専門チャンネル「CNN」も、「歌詞を覚えていないなんて衝撃的ですよねぇ」と報じた。

 またSNSでは「大統領の歌声だけ拾いました」などといった大量のネタ動画が投稿され、たちまち拡散。最高におもしろいトランプネタとして、ネット上では米朝首脳会談などそっちのけのお祭り騒ぎとなっている。

 就任してまだ1年半程度だが、これまでも「プエルトリコ訪問時、ハリケーン被災者にペーパータオルを投げて犬扱いしてる!」「つなごうとした手をメラニア夫人に払いのけられた!」など数多くのコラージュ画像、GIFアニメが制作され、ネタにされまくってきたトランプ大統領。仮に米朝首脳会談が成功し、北朝鮮の完全な非核化への道筋が立ったとしても、アメリカ国民は「中間選挙で勝つためのショー」としか捉えないだろう。国民によって大統領に選ばれ、経済政策は成功を収めているが、大半のメディアやハリウッドセレブから嫌われているため、今後もエンタメ界隈ではネタにされそうだ。

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