新生活を始めた人に贈る! モチベーションUPにおすすめ「サクセスストーリー映画」10選

新生活を始めた人に贈る! モチベーションUPにおすすめ「サクセスストーリー映画」10選

4月から新シーズンが始まりました。新しい職場、新しいクラスで、希望に満ち溢れている皆さんのために、やる気を後押ししたり、不安を解消したりしてくれる、サクセス映画を10本ご紹介します。

4月から新シーズンが始まりました。やる気満々の人もモヤモヤの人もいるでしょう。

そこで、すべての人が、よっしゃ!と思える「サクセスストーリー」を10本集めてみました!

※すべて動画配信されている映画です。なお、一部、有料作品もあります。


■10位:『グッド・ガールズ! 〜NY女子のキャリア革命〜』
10作品中、唯一の海外ドラマですが、これは女性の社会進出を後押しする素晴らしいドラマ。タイトルから想像するとNYのオシャレ女子の「セックス・アンド・ザ・シティ」系のドラマだと思われそうですが、実はとても骨太! しっかりとしたメッセージがドラマに込められています。

1960年代のマンハッタンの大手出版社が舞台。女性は記者として働けず、調査員と雑務の日々。やる気を見せると行動を咎められたり、嫌味を言われたりするのです。そんな男尊女卑時代の社会に生きる調査員の女性たちが、結果を残して仕事を認めさせようと奮闘する物語。

文句ばかり言っていてもダメ。仕事で結果を出すこと、ちゃんと主張することが大事。ただタイミングや状況は見極めないと!などいろいろな気付きがあります。見応えあるドラマでしたがシーズン1で終了してしまったのが残念。でも逆に全10話一気見できますよ。


■9位:『マネーボール』
実在するメジャーリーグのGM(ゼネラルマネージャー)の実話がベース。選手としては成功できなかった主人公がGMとして弱小チームを優勝争いをするチームに作り上げた野球界のサクセスストーリーです。

元野球選手のビリーは、結局鳴かず飛ばずのまま引退。スカウトマンの道からチームのGMになりましたが、大物選手が他球団へ! しかしビリーは、球団に統計学で選手を評価するセイバーメトリクスを使用するスタッフに目を付け、自分のアシスタントに抜擢。統計学により、低予算で優秀な選手を引き抜くことに成功し、優勝争いができる強いチームを作り上げるのです。

八方ふさがりかと思っても、どこかに抜け道はあるもの。それに気付くためには視野を広く持つことが大切であることを教えてくれるビリー。有名選手を大金でつかむのではなく、埋もれている優秀な選手を新しい手段で見つける方法で、ビリーはピンチをチャンスに変えたのです。ビリーを演じるブラット・ピットがいい演技を見せています。


■8位:『ファッションが教えてくれること』
アメリカ版ヴォーグの編集長アナ・ウィンターの仕事を追いかけたドキュメンタリー映画。ファッション界への影響力が大きいアナの仕事っぷりが見られる貴重な作品です。

ヴォーグにとって1年でいちばん重要な9月号の取材と編集現場に密着。編集者の企画を一刀両断し、スタイリストが用意した衣装もすべてNGを出し、時間をかけて準備しようが努力しようが、おかまいなしのアナ。決断も早く、瞬殺されるスタッフがお気の毒で……。でも、ダメ出しのあとは確実にブラッシュアップされていき、より良いページに仕上がるのです。

何よりかっこいいのは、アナは相手を肩書で判断をしないこと。お偉いさんにペコペコして部下をこき使うことはせず、人に対して常に平等な態度なところがいい(怖いけど)。彼女にとって重要なのは有名かどうかではなく、才能や豊かな感性なのだということがよく分かります。


■7位『幸せのちから』
事業の失敗でホームレスになった男が一発逆転! 成功を手に入れるまでを描いた、実話ベースのサクセスストーリーです。

医療機器のセールスマンであるクリスは、仕事がうまくいかず焦っていました。彼は「株の仲買人は学歴に関係なくなれる」と聞き、証券会社の養成コースへ。しかし、養成コースに通っている間は無給。貧しい生活に耐えかねた妻は出ていき、家賃滞納で家も追い出され、クリスは息子とホームレス生活にまで落ちてしまうのです。

ドン底生活だったクリスが成功したのは、決して諦めなかったことと、元営業マンの性なのか、誰にでもどんどん話しかける積極性があったことが大きい。誰かに助けてもらうことを待つのではなく、行動に移すことが大事なのですね。

成功は自力でつかみ取るしかない! クリスはウィル・スミスが演じ、息子役は、ウィルの実子ジェイデンが演じています。


■6位『マイ・インターン』
アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロが共演したお仕事映画。本作はすでに成功した女性がヒロインですが、彼女が抱えるトップに立つ者の葛藤が描かれています。

通販サイトを立ち上げて成功したジュールズ(アン・ハサウェイ)の会社にシニア・インターン制度で70代のベン(ロバート・デ・ニーロ)が入社してきます。扱いに困っていたジュールズですが、若手社員にもなじんでいる彼にいろいろな悩みを打ち明けるように。彼の含蓄ある言葉の数々が、会社経営に悩む彼女を支えるようになるのです。

仕事で成功したい女性にとって、ジュールズは憧れの存在。でも女性の社会進出が当たり前になった時代とはいえ、「こんなお嬢さんに急成長した会社を任せていいの?」みたいな視線があったり、働くママゆえに仕事と家庭の両立に苦しんだり。

そこをベンが絶妙にサポートしてくれるのです。若いうちは行けるとこまで突っ走るのもいいけど、ある程度の場所まで来たら、一度立ち止まって考えることも必要だということを教えてくれます。


■5位『カンパニー・メン』
大企業のエリート社員が突然リストラされ、プライドがボコボコに打ちのめされてからの再起を描いたお仕事映画です。

37歳で販売部長の座についた大企業のエリート社員ボビー。妻と息子たちと大邸宅に暮らし、将来安泰のはずが、リーマンショックの影響で突然リストラされてしまいます。次の仕事が決まらず焦り、上司に相談したくても、その上司もリストラ対象。プライドが高く、高給な仕事にこだわっていたボビーですが、妻の兄に頭を下げて、小さな工務店で働くことになるのです。

2010年制作の映画なので、リーマンショック(2008年)の影響を受けたサラリーマンに向けた作品なのかもしれません。フィクションですが、こういうエリート社員は多かったかも。ボビーの奥さんが現実的で、家の売却など今できることを考えていたのが印象的。

こういうときは現実を見据えることが大事。ボビーはエリートのプライドを捨てられるのでしょうか……。ボビーはベン・アフレック、上司をトミー・リー・ジョーンズが演じています。


■4位『ジョイ』
日本でもときどき、アイデア商品で大成功をおさめた主婦の方がワイドショーなどに登場しますが、本作もそういう主婦の物語。それもけっこう大変な家庭環境からの成功なのでドラマチックなのです。

シングルマザーのジョイは、仕事をしながら子育ても頑張っていたけど生活は一向に豊かになりません。ある日、掃除の最中「手を濡らさずに絞れるモップがあればいいのに……」と思ったことをきっかけに、自分で作って売ることを考えます。無事、商品は完成したものの、さまざまな災難が彼女に降りかかるのです。

ジョイの場合、別れた夫もひどかったけど、彼女自身の家族も問題あり、サクセスに至るまでのプロセスが大変! でも、彼女の何事にも屈しない、自力で這い上がる力はこういう厄介な家族に鍛えられたのかもしれません。

アイデアの商品化は、彼女自身が頭を使い行動に移したからこそ。やっぱり成功者はメンタルが強く行動的! スマートなやり方じゃないかもしれないけど、これが現実なんだと思います。ジョイを演じるのはジェニファー・ローレンス。大熱演しています。


■3位『県庁の星』
ここで唯一の日本映画がイン! 桂望実の同名小説の映画化で、県庁勤めのエリート社員が、スーパーマーケットに派遣されたことをきっかけに、これまでの常識が覆され、仕事や職業人への意識が変化していく様を描いています。

県庁から人事交流研修のメンバーとして野村が派遣されたのは、スーパーマーケットの満天堂。しかし、役所の常識はスーパーの売り場では通用せず、野村はすっかりお荷物扱い。ある日、野村の教育係のスーパーの店員・二宮に付き合い、デパ地下でのマーケティング調査に同行します。すると、データでは見えなかった、客たちの行動形態に気付くようになるのです……。

職場が違えば常識が違うのは当たり前。エリートゆえの上から目線や理屈が通用しないサービス業。いちばん大切なのは上司ではなくお客様ですからね。職場のことを知り尽くしている二宮に気付かされることが増えるにつれ、「県庁の星」のプライドが消えて、スーパーの社員目線で経営を上向きにする方法に目覚めていくプロセスがいい感じ。

野村は織田裕二、二宮は柴咲コウが演じ、二人とも好演。気持ちのいい成長物語になっています。


■2位『英国王のスピーチ』
アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞(コリン・ファース)などを受賞した作品。吃音に悩んでいた英国のジョージ6世が第二次世界大戦でのスピーチを成功させるまでを描く。

ジョージ6世に即位する前のアルバート王子は、吃音がコンプレックス。言語聴覚士と共に、二人三脚でスピーチのレッスンを繰り返しますが、なかなか上達せず……。そんな中、アルバートの兄デビッドがエドワード8世に即位しますが、女性関係のスキャンダルで退位することに。よって、アルバートが英国王になり、世界大戦が始まるとき、英国王としての演説を行うのですが……。

挫折やコンプレックスを克服するために努力を重ねる国王の姿は胸に迫ります。吃音のせいでスピーチが苦手であることは共感できますし、しかも国王として国民に聞かせるスピーチなんて、仕事のプレゼンとかとは比べ物にならない、想像するだけで震える超特大プレッシャーですからね。

コンプレックスの克服は、やはり努力の積み重ねが大事ですが、メンタルの影響も大きい。アルバートは努力を重ねた上に「国民のために今、自分が立ち上がるときだ!」という使命感もありました。国王が努力でコンプレックスを克服する姿は感動的です。


■1位:『ドリーム』
NASAの研究所で働く3人の黒人女性が差別を実力で押しのけて、自分が望むキャリアを築く姿を描いた実話ベースの大ヒット作です。

NASAの研究所で計算担当として働いていた黒人のキャサリンとドロシー。研究所のトイレは白人専用で、黒人は外トイレに行かなくてはならないなど、差別的な扱いを受けていました。また同僚のメアリーはエンジニアを目指しますが、黒人女性のエンジニアはいません。

それでも目の前の仕事をしっかりこなしてきた3人。やがて差別に声をあげて改善を要求し、実力も認められて、キャリアの転機を得ることになるのです。

1960年代、黒人女性は、どんなに有能でも出世はおろか、職場でも差別による我慢を強いられていました。キャサリンたちは理系女子の走りで、すごく才能があったけれど、いいように使われていたのです。

でも心ある人はキャサリンたちを見て「彼女たちはこんなもんじゃない」と分かるんですよね。腐らずに懸命に仕事に邁進し、思い切って声をあげたことで、事態を好転させた3人。本当に観る者に勇気とやる気を与えてくれる映画で、観終わった後の爽快感はハンパありません!
(文:斎藤 香(映画ガイド))

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