ハリウッド版“必殺仕事人”の奮闘を描く 「イコライザー2」を採点!

ハリウッド版“必殺仕事人”の奮闘を描く 「イコライザー2」を採点!

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■〈あらすじ〉

CIAのトップ・エージェントだったロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、ボストンでタクシードライバーとして働きながら、わずか19秒で悪人を抹殺する“イコライザー”として世直しに孤軍奮闘している。ある日、CIA時代の上官で、彼が唯一心を許すスーザン(メリッサ・レオ)が、出張先のブリュッセルで何者かに殺害された。独自の捜査により、かつて自分と同じ訓練を受けたスペシャリストの仕業であることを掴むが、彼が正しい道に導こうと気にかけている、同じアパートに暮らす若者のマイルズ(アシュトン・サンダース)までもが、危険に巻き込まれていく。

■〈解説〉

ハリウッド版“必殺仕事人”の奮闘を描くアクション・サスペンス『イコライザー』の続編。監督は前作のアントワン・フークアが続投した。121分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆D・ワシントンはキレを欠くが、相棒役のA・サンダースが鮮烈な魅力。終盤のハリケーン場面もあいまって星ひとつオマケ。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆筋書も描写も平均点の水準だが、前作からひいきにしている。武器の選定、鏡や眼球の映像に寓話的な空気が忍び込む。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆シンプルに美しく正義を求めるマッコールが、事の真相を知ったからには容赦ない。枯れてもカッコイイ親父の魅力炸裂。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆前作の機能美に対して、今回は「歌舞いた」良さ。荒唐無稽かつ緻密な空間演出で魅せる佳境にKO。吹き荒れる活劇魂!

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆デンゼル愛に満ち溢れたフークア監督作。プルーストを読むタクシー運転手に転職した必殺仕事人だがやや閉塞感があり。

INFORMATION

『イコライザー2』(米)
10月5日(金)より全国ロードショー
監督:アントワーン・フークア
脚本:リチャード・ウェンク
出演:デンゼル・ワシントン、メリッサ・レオ、ペドロ・パスカル、アシュトン・サンダース?ほか
http://www.equalizer2.jp/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年10月4日号)

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