“タ?ンス講師”になった早見優53歳 記者が訪ねると本人が出迎えてくれて……――2020 BEST5

“タ?ンス講師”になった早見優53歳 記者が訪ねると本人が出迎えてくれて……――2020 BEST5

生徒たちと一緒に踊る早見

2020年(1月〜12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。エンタメ(女性)部門の第5位は、こちら!(初公開日 2020年3月9日)。

*  *  *

「あの往年のアイドルがフィットネスダンス講師をやっているんです。“本物”が約3000円という破格でレッスンしてくれるということで人気を博し、予約はすぐに埋まる。全国から熱狂的ファンも駆けつけているそうです」(芸能デスク)

 レッスンが開かれるという都内のスタジオを「週刊文春」記者が訪れると、出迎えてくれたのはタレントの早見優(53)ご本人。この日の生徒は30代から60代までの約40人。遠路、大阪からやってきた人もいるとか。

 爆音の音楽がかかり、生徒に相対する早見が「フウ〜ッ」と掛け声をかけながらテンションMAXに踊り始め、レッスンがスタート。数分でスタジオの窓ガラスが曇るほどの熱気に包まれるのだった――。

 早見本人が語る。

「指導しているのは『ZUMBA』という、メレンゲ、レゲトン、サルサ、クンビアなど世界の様々な音楽に合わせてエクササイズする、アメリカ発のダンスフィットネスです。みんなでハイタッチや拍手をしながら踊るので、パーティーに参加しているような感覚もある。私が随時振付を教えるのではなく、私の振付を見ながら同じように踊ります」

■早見がインストラクターになったきっかけは?

 レッスン中盤には、1983年の紅白歌合戦で歌った早見の代表曲『夏色のナンシー』のリミックス曲をかけながらダンスする場面も。実は同曲はズンバの公式曲目に選ばれ、世界各国で踊られているという。

 早見がズンバと出会ったのは10年ほど前。インストラクターの資格を得たのは2年前だが、そのきっかけは前年に子宮筋腫の手術を受けたことだった。

「筋腫の影響でずっと腰痛に悩まされ、本当につらい日々を過ごしていました。だから芸能活動をセーブして、手術に踏み切った。でも手術後は3カ月ほど身体を動かすことができず、鬱々としていました。ようやく動けるようになった時にスポーツクラブでズンバのクラスに参加したら、こんなに身体を動かすことが楽しいんだなって。

 同世代には親を介護したり、子育てが終わっていなかったりで、自分のために時間を費やすのが難しい方も多い筈。でも、週の少しの時間でも運動すれば、気持ちも変わると思います」

■「花の82年組」との交流、堀ちえみとの絆

 早見は82年度デビュー。同期は小泉今日子(54)、中森明菜(54)、松本伊代(54)、石川秀美(53)、堀ちえみ(53)、三田寛子(54)、シブがき隊らという空前のアイドルの当たり年。「花の82年組」と称され、同期の結束が固いことでも知られる。その中で、ハワイ育ちで英語が堪能な早見は独自の存在感を放った。96年に結婚、18歳と17歳の二女の母でもある。

 しかし82年組もすでに50代半ば。身体の不調と無縁ではいられない年代だ。中でも堀は昨年2月、舌がんを公表。今年1月の『徹子の部屋』でテレビ復帰を果たしたばかりだ。

「病気のことは、同じ建物で収録があった時に打ち明けられて……。『これから発表するから迷惑をかけるかもしれない』って逆にこちらを心配してくれました。

 手術後の昨年7月、芳村真理さん(84)を囲む会で、伊代ちゃんも交えて久々に会って、そこから定期的に会ってるんですけども、どんどん喋りもスムーズになってきています。毎日ちえみちゃんが頑張っていることを考えるとすごく勇気づけられます」

 堀は、リハビリに励む傍ら、同期の健康を気にかけているという。

「『検診に行ってる?』『何か体調に少しでも変化があったら、病院を受診したほうがいいよ』と。今、ちえみちゃん、伊代ちゃん、寛子ちゃん、秀美ちゃんに芳村さんを含めたグループLINEをやってて、本当に励まされています。みんな同じ時代を歩んだ仲間。ちえみちゃんも『徹子の部屋』で『40周年に向けて頑張る』って言ってました。バランスの良い食事をして、運動して、睡眠とって。いつか同じステージに立てればいいなと」

 82年組はこれからもズンバっていくのである。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年3月5日号)

関連記事(外部サイト)

×