“サンドウィッチマンの兄貴”が綴る「楽天イーグルス大好き芸人」の話

“サンドウィッチマンの兄貴”が綴る「楽天イーグルス大好き芸人」の話

ワッキー貝山Twitterより ©?ワッキー貝山

 皆さん! 初めまして、楽天イーグルス大好きおじさん「ワッキー貝山」です。

 地元宮城でローカルタレントというものを23年やっております。趣味のガチャガチャ本を出したり、大崎市のおおさき宝大使、FM山形「マジフラ」、エフエム仙台「オオサキユノラジ」のDJなどいろいろ活動させてもらっています。芸人としても、仙台花座という寄席小屋に定期的に出ています。今回は、同じく楽天イーグルスを愛してやまない芸人仲間とのエピソードをお送りします。

 ちなみに私は、元祖「ワッキー」です。

 というのも、今は無き「銀座7丁目劇場」所属の吉本芸人だった過去もありまして、あのペナルティ・ワッキーも了承済。当時は仙台から東京まで通いで、劇場へ。ネタをやる頃にはもうヘトヘト。当時は広告代理店のサラリーマン。今でいうところの複業、という二足のワラジの先駆けみたいな感じでした。会社にバレないように、と神経をすり減らしていたのも原因となったのか、程なくしてフリーに。現在に到るという訳です。

■イーグルス愛が加速している「ダイノジ」

 ワッキーの他にも吉本芸人で私の同期と言えば、エアギター世界大会でもお馴染みの「ダイノジ」。オーディションの日にちも同じで、階段で待機している間、人を寄せ付けないただならぬ雰囲気を醸し出していたのを、鮮明に覚えております。その後、どんどん頭角を現し、爆笑オンエアバトルのチャンピオンやM-1ファイナリストにもなった彼ら。

 その頃、私もようやく、地元で軌道に乗り始めまして、主催するお笑いライブにダイノジに来て頂いたのをきっかけに、ちょくちょく連絡を取り合う仲に。球団創設初年度には、コミュニティラジオで野次馬実況という仕事が決まり、球場にちょくちょく行くようになりました。そこで、野球好きの大谷君とバッタリ! いつぞやは、スタジアムにご家族をご招待させて頂いた事も。家族で喜んでおりましたね。

 彼らは九州出身で、まあホームとする球団はあるのですが、イーグルス愛が加速している様で、毎年来ているみたいです。3年ほど前、球場に来ている情報をゲットし、いざ大谷君のもとへ。バックネット裏のちょい一塁側3Fの席から見下ろしての観戦。毎年、ダイナミックに変貌するボールパークを眼下にし、「いろんな場所に行っているけど日本一の球場だなあ」と言ってくれたのが嬉しかったなあ。地元民として「オラほの球団いがすべ?(私たちの球団良いでしょ?)」って鼻高々でした。その時の試合は劇的勝利でいう事なしな内容でした。

 その後も交流が続いてまして、昨年12月、仙台で開催された「ダイノジ寄席」というのにも呼んで頂き、ネタ共演出来たのも感慨深かったなあ〜。

 あっ言い忘れた、私に耳打ちしてくれた事を発表しなければ。

「ダイノジ大谷君は楽天のダイーファンですよ!」

■本気過ぎるサンドウィッチマンの草野球について行けない芸人も

 今や好感度No.1、知らない人がいないんじゃないかくらい有名になった「サンドウィッチマン」。自分で言うのもおこがましいですが、私は、「その兄貴」として知られています。誰が何と言おうとも事実なんです。全国ネットでの共演も多いので、知っている方もいらっしゃるかも知れませんが、仙台でのデビューライブを企画したのも私です。もちろん、宮城県民なら知ってのとおり、彼らも大の野球好き。特に伊達ちゃんは、少年時代リトルリーグにも所属。売れない若手芸人時代には草野球しかやっていなかった、それだけ野球愛に支配されていた……といえば聞こえはよいですが、本気過ぎるサンドウィッチマンの草野球について行けない芸人も多く、どうすれば断れますかね〜なんて後輩に相談された事もありましたなぁ。

 しかし、サンドウィッチマンとは、球場で共演がないんですよね。過去には試合前のステージ司会を担当させてもらったりと、共演のチャンスはふんだんにあったんですけどね〜。私が、業を煮やして彼らに会いに行き、親し気に話をしていると球団関係者の方が、不思議な顔をするんです。関係性が今一分かってない様で、いつも伊達ちゃんが色々と説明してくれますけどね。球団の皆様、ぜひ! 球場でのサンドウィッチマンとの共演熱望です!

 売れない時期をうんと知っているので、スターになって輝いているのは嬉しいです。決して驕る事をしない彼ら。一度、「結構、儲かってるんじゃないの?」なんて無粋な質問をしたら、「楽天の選手の足元にも及びませんよ〜」と謙虚な答え。真面目でバカ正直。その上、良い意味で何も変わらないこの2人。まだまだ好感度あがる余地があるとおもいます。

 一度、『全力!脱力タイムズ』という番組に呼ばれて、好感度下がるんじゃないか?的なネタも織り交ぜて、みんなで伊達ちゃんをダマそうとしたんだけど、あの屈託のない笑顔と天性のツッコミで帳消しにしていたのは凄かった。イーグルスの選手たちにも人望があるのは分かる気がします。

 最後に、私のイーグルス絡みの思い出を。

 2019年にイーグルスドームで開催された「ティーライズ presents イーグルスドーム寄席」。16時から全6公演。なんとプレイボールと同時刻の18時開始の回もあり「誰が来るの?」と思いきやなんと3人ほど客席に。球場に来て寄席を見る!というその潔い姿勢に闘志が湧いてきました。お客様の熱意に応えて、選手に負けじと最高のプレイが出来たと自負しております。ウケたかウケなかったかは、3人なんで正直、分かりませんでしたが……。

 一緒に寄席を体験した仙台の芸人たちももちろん楽天ファンが多く、出番待ちでの楽屋観戦が最高に楽しかった思い出が。イーグルス寄席、評判は良かったのでこの状況が落ち着いたら、復活するのを期待します。そん時はきっとサンドの2人も舞台に来てくれるでしょう。べしゃりの上手い選手も結構多いのでぜひ共演したいですね(辰己選手とか)。

 あなたはどの選手の舞台をみてみたいですか?

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(ワッキー貝山)

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