大江、水卜、橋下、有馬が躍進! 羽鳥&安住の牙城に玉川徹が…「好きなキャスター&コメンテーター2021」トップ10発表

「好きなキャスター&コメンテーター」で玉川徹氏が1位 2位は羽鳥慎一

記事まとめ

  • 「好きなキャスター&コメンテーター」で、『モーニングショー』の玉川徹氏が1位に
  • 前回7位から大きく順位を上げ、「鋭いコメントに、知識豊富」などの意見が寄せられた
  • 2位以下は羽鳥慎一、安住紳一郎アナ、青木理氏、大江麻理子キャスター、橋下徹氏の順

大江、水卜、橋下、有馬が躍進! 羽鳥&安住の牙城に玉川徹が…「好きなキャスター&コメンテーター2021」トップ10発表

大江、水卜、橋下、有馬が躍進! 羽鳥&安住の牙城に玉川徹が…「好きなキャスター&コメンテーター2021」トップ10発表

「好きなキャスター&コメンテーター」ベスト10に選ばれたのは?

急伸のNHK武田、日テレ藤井、ゴゴスマ石井を新井恵理那、谷原章介が猛追【好きなキャスター2021ベスト30】 から続く

 2年ぶりに行われた「好きなキャスター&コメンテーター」アンケート。昨年春からの新型コロナウイルスの感染拡大で、ニュース番組やワイドショーの最新情報、コメンテーターの意見が気になることの多い時期でもありました。この期間中、ニュースを伝え続けた“番組の顔”の好感度は、どのように変化したのでしょうか。

 この春からは、「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系)の放映枠の移動で、「報道ステーション」(テレビ朝日系)との“夜10時対決”が勃発、ランキングへの影響が気になります。また、10月から朝の情報番組を担当することになったTBS・安住紳一郎アナの順位も注目です。

 アンケートは、文春オンラインのメルマガ会員を対象に実施され、4月18日までの21日間で、16歳から92歳までの幅広い年齢層から6714票(男女比5:3)が集まりました。

 では、いよいよベスト10を発表します。(全2回の2回目/ ベスト30 を読む)

(カッコ内は年齢と主な出演番組)

◆ ◆ ◆

■10位 加藤浩次(52・「スッキリ」日テレ系)

 加藤浩次は前回5位から10位へとランクダウン。吉本興業とのエージェント契約が3月末で解除されてフリーに。「スッキリ」では同じ3月に、MCを務めたハリセンボンの近藤春菜、水卜麻美アナが“卒業”。番組は大きな転機を迎えていますが、アンケートでは加藤のはっきりした物言いに票が集まりました。

「本音で思いっきりのいいトークとキャラクターに好感が持てる」(66・男性)

「近藤春菜、水卜アナらとともに、とってもいい空気の番組にしてくれていた。コメンテーター含めほとんど誰も不快に感じないのは加藤浩次のおかげ」(46・男性)

「言いたいことをしっかり言ってくれるところがいい。感覚が視聴者と近い」(48・女性)

「庶民や視聴者目線のコメントは親しみがあり、相方思いで所属会社に噛みつく狂犬ぶりも健在」(46・男性)

「意見をはっきり言える事に好感を覚える。吉本との契約解除を残念に思います。吉本が嫌いになりそう」(72・女性)

「嘘をついてなさそうなのが伝わってきます」(34・女性)

「間違ったときは素直に認め、謝ることができる。偏りが少ない」(54・女性)

■9位 水卜麻美(34・「ZIP!」日テレ系)

 9位は、「スッキリ」を“卒業”して、4月から「ZIP!」の総合司会に就任した水卜麻美アナ。前々回5位、前回17位と順位が乱高下していますが、その人気は健在でした。愛嬌たっぷりのキャラクターだけでなく、確かなアナウンス技術に高評価も。すでにキャリアは10年以上で“理想の上司ランキング”の常連です。

「笑顔が素敵。癒される。自然体で気持ちがいい」(66・女性)

「聞き取りやすいし、いつもニコニコと笑顔で癒される」(36・女性)

「フリーになれば引く手数多だと思うが、局アナに留まっているし親しみやすい。元気をもらえる」(52・男性)

「明るくて見ているだけで楽しくなれる。とても賢い人ですが、それを出さず控えめなところもステキ」(62・女性)

「あの笑顔と、バイタリティにはいつも感心。アナの中ではナンバーワン」(52・男性)

「朗らかでアナウンスの技術力が高く聞き心地が良いです」(39・男性)

■8位 有馬嘉男(55・「ニュースウオッチ9」NHK)

 前回圏外から一気に8位に入ったのが、3月まで「ニュースウォッチ9」のキャスターを務めていた有馬嘉男。昨年10月に菅義偉首相が生出演した際、日本学術会議をめぐる問題で厳しい質問を重ねたことが「官邸の怒りを買った」などと報じられた上、今年に入って降板が発表されたことから、一気に知名度が上昇。忖度しない仕事ぶりが高く評価され、降板を惜しむ声が多く届きました。

「親しみがあって言葉が丁寧。NHKの午後9時台のニュースにしては柔らかい口調で、コロナ禍で誰もがイライラして攻撃的な口調になっていた中でも、平常心で見ていられた」(45・男性)

「政治家など権力者に媚びないで、しっかりした信念を持って仕事をしている。話の内容も左右に偏ることなく、国民目線で語っている」(66・男性)

「批判批評の姿勢がしっかりして信頼できそう」(73・男性)

「ロマンスグレーの紳士。辛いニュースでも和やかな語り口からは優しさが伝わって来ます。ニュースウオッチ9にいないのが残念です」(37・女性)

「この人の言葉には重みがあったと思う。既にキャスターの座を追われたが、残念でたまらない」(63・女性)

「クールな話し方だが、温かみもある」(87・男性)

「菅首相に視聴者が聞きたい事、本人が嫌がる事を質問する姿勢に『これがキャスターなのだ』と感動しました」(62・男性)

■7位 中居正広(48・「中居正広のニュースな会」テレ朝系)

 元SMAPの中居正広が前回13位から7位へと順位を上げました。2004年のアテネオリンピック以来、ワールドベースボールクラシック(WBC)など世界的スポーツイベントにキャスターとして派遣された経験も。2019年からは「ニュースな会」のメインキャスターも担当し、ジャニーズに対しても忖度のない発言が魅力という意見もありました。

「バラエティ番組でMCをしている時と、はっきりと立ち位置を変えている。常にフラットであらゆる意見を提案してくれて、偏りがない」(53・女性)

「臨機応変なコメント力、演者を立たせるアドリブ力、多彩な経験値に基づく圧倒的な聞く力……全てにおいて最も優れたキャスターだと思います」(39・女性)

「煽ることなく、正確な情報を解りやすく伝える姿勢に好感が持てます」(51・女性)

「コロナの話題でも煽らない。悪役を作らない。知っていても、知らない振りをして、みんなに分かりやすく説明してもらおうとする」(62・女性)

「SMAP時代から中居正広さんのファンです。キャスターとしても一般人の視点にたって、誰にでもわかるように簡単に説明してくれる」(51・女性)

「ジャニーズを退所しても、ジャニーズのニュースにきちんと答えるのは中居正広ならでは。他のジャニーズタレントなら言いにくい話題も、切り込みつつ笑いにも出来る技がすごい」(39・女性)

■6位 橋下徹(51・「めざまし8」フジ系)

 前回50位から6位へ大きく票を伸ばした元大阪府知事・橋下徹。コメンテーターとして、「めざまし8」のほか、「日曜報道 THE PRIME」(フジ系)にもレギュラー出演中です。時事問題に歯に衣着せぬ物言いで物議を醸すこともありましたが、大阪では相変わらず絶大な人気です。

「癖はあるが自分の意見を明確に説明されるので共感がもてる。政治家経験がバックボーンにあるので説得力がある」(72・男性)

「法律と政治に精通している。良いか悪いかをハッキリ言うので話が分かり易い」(59・女性)

「テレビで裏事情を全部教えてくれる」(29・女性)

「大阪人の本音トークは素晴らしい!!」(79・男性)

「少しいいかげんだが、ズバットいえる方がいないご時世、すっきりはする」(65・男性)

「目が笑っていなくて怖くはあるが、同意するかはまた別として、言っていることは『なるほどな〜』と思う」(32・女性)

■5位 大江麻理子(42・「ワールドビジネスサテライト」テレ東系)

 前回26位から大きくランクアップしたのは、この春から放映時間が夜10時に変更になった「ワールドビジネスサテライト(WBS)」の大江麻理子。今年1月には、スタジオで出演者とトークする際にマスクを着用する取り組みを始めて話題になりました。ただ、4月以降、大江のWBS出演が月・火の週2日間体制になり、寂しい思いをしているファンも多いようです。

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「誠実な語り口で落ち着いた雰囲気が素敵です」(39・男性)

「『モヤさま』時代からのファンです。落ち着きがあって難しい経済ニュースも分かりやすく伝えてくれる。安心感が抜群!」(45・男性)

「育ちの良さを感じさせる雰囲気だけでなく、切り込む姿やちょっとしたボケも良い。気取らないし、本当にすごい人はこういう人だと思う」(28・男性)

「穏やかなしゃべり方で、物言いがいい」(24・男性)

「いつも淡々と原稿を噛むこともなく、経済ニュースを伝えてくれるので、とても安心して聴ける」(44・男性)

「マスクを着けたのはエライ」(55・男性)

「声がとても聴き取り易く、女性には珍しく冷静で落ち着いたトーンで内容が理解しやすい。チャラチャラしたところがなく誠実な感じなのに固すぎないのが良い」(68・女性)

■4位 青木理(54・「サンデーモーニング」TBS系)

 前回14位から大幅にランクアップしたのが、ジャーナリストの青木理。この3月には10年間続けた「羽鳥慎一モーニングショー」(テレ朝系)のコメンテーターを降板。同番組では、降板について「朝のワイドショーという世界から足を洗って、本業の原稿を書いて、今度は視聴者に戻って、テレビで文句を言う立場に戻ります」と語りました。歯に衣着せぬ発言が人気で、現在も「サンデーモーニング」には出演を続けています。

「今の日本の状況を忖度無しに発信してくれる。ご自分では“偏屈者”と言われますが、間違っていることは間違っていると、しっかりと伝えてくれる人です」(60・女性)

「思った事、思っている考えを率直に自分の言葉で語るところ」(72・男性)

「権力に対し常に批判的な目を持つという、ジャーナリストとして当たり前の意識を持っている」(66・男性)

「リベラルの立場からの主張に、柔軟性と説得力があり、言葉も非常に分かりやすい。『モーニングショー』のコメンテーターを降りたことが非常に残念」(70・男性)

「ジャーナリストという呼称に一番ふさわしい発言や記事の執筆を続けている」(50・男性)

「常に冷静かつ燃える闘志をさりげなく出し、いかにあるべきかどうあるべきかをわかりやすく説明。真っ当なことを言っている」(68・男性)

「社会情勢をフェアな視点で論評して下さり、知性と良識があると思います」(55・女性)

■3位 安住紳一郎(47・「新・情報7DAYS?ニュースキャスター」TBS系)

 10月から朝の情報番組を担当することが発表された“TBSの顔”安住紳一郎が3位。担当するのは、有吉弘行と結婚して芸能界を引退する夏目三久が担当していた「あさチャン!」(朝6〜8時)の後番組です。今回順位は前回トップから後退しましたが、バラエティ番組で鍛えられた対応力は抜群との評価。「ニュースキャスター」や「ぴったんこカン★カン」など人気番組を引き続き担当するかどうかが、ファンの間では注目されています。

「清潔感があり、どんな場面でも落ち着いている。ときどき毒を吐くのもいい。フリーになればもっと稼げるのに、目もくれないのがいい」(66・女性)

「何とも言えない軽妙な語り口をする唯一無二のキャラクター。どんなコメントをするのかワクワクしながら見ています」(29・女性)

「ユーモアがあってどんなタレントと一緒に仕事をしても、上手く切り盛りできる。仕事に対するプロ意識がとても高いし、自分の会社に誇りと愛情も感じる。変人的なところも好き」(62・女性)

「『さんまのSUPERからくりTV』の頃から見ています。アナウンス力+好感度と毒の絶妙なバランスが素晴らしい」(56・女性)

「真面目な話とコミカルな話をする時の使い分けが上手だと思う」(29・男性)

「ラジオがとても面白くて、コロナ禍での憂鬱な日々をその時間だけは忘れさせてくれてとてもありがたいです」(51・女性)

「圧倒的な人気があっても慢心することがないのは、どこかで『人の心』に対して冷めているからでは。それを『生きていく上で割と必要なものなのでは』と思わせるのも彼の秀でたところ」(60・女性)

「新人アナウンサー時代、明石家さんまにいびられながら、当意即妙な対応能力を身に着けたのが今日の活躍につながっていると思います。嫌味のない爽やかな性格は、得難い存在」(80・男性)

「あのとっちゃん坊やなルックスと、いじられキャラは母性をくすぐる」(49・女性)

■2位 羽鳥慎一(50・「モーニングショー」テレ朝系)

 前回と同じ2位につけたのは羽鳥慎一。ライバルの多い朝のワイドショーの中でも、4月29日には世帯平均視聴率が12.6%の高視聴率を記録するなど、トップ常連です。玉川徹、長嶋一茂ら個性溢れるコメンテーターを手際良くまとめる姿に、「議論のとりまとめ、進行役の適性は右に出るものはいない」(75・男性)などの評価が集まりました。

「仕切りの上手さと爽やかさを併せ持ち、でも時々毒も出すので飽きない面白さがあるから」(42・女性)

「適度にコミカルなところ。癖の強いコメンテーターたちの仕切りが上手。超人気司会者でありながら、普通の感覚を持ち続ける稀有な人。芯はきかんぼうで強い気持ちを持ち合わせているのではと勝手に想像。人柄が良さそう」(63・女性)

「『モーニングショー』の仕切りは最高ですね。コメンテーターや解説者の話をよく聞いて話題がブレないように微妙にコントロールしている。お見事です」(70・男性)

「誠実そうだし、物腰が柔らかいながら言うことははっきり言うところ」(49・女性)

「ユーモアもあり、心配りもある。色々勉強しているなぁと感心することがよくある。朝を気持ちよく始められる」(64・女性)

「バランス感覚抜群、頭の回転もTV界ナンバーワンであり番組進行ぶりは見事。但し、先輩に気を使いすぎるのはやや気になる」(71・男性)

「世界の政治問題から芸能人のスキャンダルまで、どんなにテーマのふり幅が大きくても、安心して見ていられる。品格もあるし、洒落っ気もある」(59・女性)

「安定感があり爽やかで、この方がいなければ『モーニングショー』も面白くない。毎朝楽しみです」(51・女性)

「玉川徹氏とのコンビは絶妙である。言いたいことをはっきりと主張する玉川氏、それを巧みにコントロールする羽鳥慎一氏の力量は並々ならないものと評価している。『モーニングショー』の強さは、羽鳥氏と玉川氏の掛け合いの妙にあると思っている」(70・男性)

■1位 玉川徹(58・「モーニングショー」テレ朝系)

 今回初のトップとなったのは玉川徹。前回7位から大きく順位を上げました。ディレクター出身ながら、「モーニングショー」では、2位の羽鳥慎一とのコンビが鉄板に。コロナ禍では、早くからPCR検査の拡充を訴えて政府の対応を批判し、注目を集めました。最近ではバラエティ番組にも進出し、タレント力も開花。「笑顔が素敵」などと女性の支持もありました。

「辛口のコメントが良い。特に田崎史郎氏とのやり取りは見ごたえがある」(72・男性)

「歯切れのいい言葉で、政権批判をしてくれる。市民の腹が立っていることをきっちり代弁してくれている」(68・女性)

「鋭いコメントに、知識豊富。どんな話題にもズバズバ切り込み、朝からスカッとする。玉川さんが出るからモーニングショーを見ている」(51・女性)

「よく考えている発言が多い。いいにくい事もきちんと発言する姿勢は、メディアのあり方に一石を投じている」(75・男性)

「良識があって、的確なことを言ってくれるので、好感が持てる。一般の人の気持ちを最も代弁するような意見や質問が多く、国民代表のようだ」(55・女性)

「独特の視点でテーマを斬り込んでいく。また、笑顔が好き」(64・女性)

「忖度しないところ。間違った発言はきちんと訂正して謝罪するので信頼できる」(38・女性)

「非常によく調べている。権力になびかずはっきり主張する。生放送にもかかわらず納得できなければ議論する根性。ユーモラスで中年のおじさんの可愛げもある」(58・女性)

「賛否両論だと思うが、テレビ朝日の社員としてあれだけ自由に発言できるのだから凄い。言いたい放題のようで、テレビ向こうの反応をちゃんと考えてわきまえている部分も感じる。『モーニングショー』で玉川さんが一定の視聴率を持っていることは間違いない」(62・女性)

「さすが理系出身で、数量分析力と情報収集は確か」(76・女性)

「執拗に食い下がり意見を曲げないあの気質は、敵に回したらめんどくさいと思うが、こういう人がいてくれないと、毒にも得にもならない忖度だらけのコメンテーターばかりで日本のテレビは滅びると思う」(63・女性)

( 「ベスト30」を見る )

構成:矢野維之

(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))

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